このブログ記事のポイント
・主要指数 一週間の動き
・一週間の出来事
・S&P500 日足チャート
・経済指標の結果
・FOMC 利上げ予想
・来週の経済指標の予定
・相場展望
米国市場は反発。先週の下げ止まりから綺麗に上昇しています。今週は、雇用統計とPCEデフレーターの発表がありました。発表後も相場は大きく荒れることはありませんでした。
このブログ記事では個人投資家目線で米国市場の一週間を網羅的にまとめました。株式市場が上下している理由や世界経済の動向を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。
米国市場 一週間のまとめ
米国主要指数 一週間の動き|S&P500、ラッセル、ナスダック、NYダウ揃って上昇
指数 | 週間騰落率 |
---|---|
S&P500 | +3.70% |
ナスダック | +3.25% |
NYダウ | +1.43% |
ラッセル2000 | +3.63% |
米国10年金利 | -1.37% |
VIX | 13.06(-16.53%) |
Fear & Greed | 56(GREED) |
主要指数はしっかりと反発。S&P500+3.70%、ラッセル+3.63%、ナスダック+3.25%、NYダウ+1.43%と上昇です。
VIX指数は先週に続き-16.53%の下落。Fear&Greed指数はGREEDになりました。
米国市場 一週間の出来事
雇用統計
雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数は8月に堅調なペースで増加、賃金の伸びは鈍化しました。労働市場の底堅さと鈍化の両方を示す強弱まちまちの内容となりました。発表後株価は上昇、しかしながら寄り天となり下落しました。
PCEデフレーター
米個人消費支出(PCE)物価指数は予想通りの結果。7月に前月比ベースで小幅な上昇にとどまり、2カ月間の伸びとしては2020年終盤以来の最小となった。株価は変わらずでした。
S&P 500 日足チャート
S&P500は上昇トレンド(黄色バック)奪還。先週ダブルボトムをつけるか否かとブログに書きましたが見事にダブルボトムからの反転を演じました。移動平均線も上向いており上昇が期待できるチャートです。
上昇は一服しており、一旦反落するか上抜けるかに注目です。
一週間の経済指標の結果
消費者信頼感指数
結果106.1 予想116.0
→予想を下回る
JOLT求職
結果8.827M 予想9.465M
→予想を下回る
ADP雇用統計
結果 177K 予想 195K
→予想下回る
米国GDP(Q2)
結果 2.0% 予想 2.2%
→予想下回る
個人消費支出(PCE)
PCE総合 前月比
結果0.2% 予想0.2%
PCE総合 前年比
結果3.3% 予想3.3%
コアPCE 前月比
結果0.2% 予想0.2%
コアPCE 前年比
結果4.2% 予想0.2%
→予想ピッタリ
雇用統計
非農業部門雇用者数
結果187K 予想170K
→予想を上回る
平均時給(前月比)
結果0.2% 予想0.3%
→予想を下回る
失業率
結果3.8% 予想3.5%
→予想を上回る
ISM製造業購買担当者景気指数
結果47.6 予想47.0
→予想を上回る
次回FOMC 利上げ予想
雇用統計とPCEデフレーターの結果を受けて利上げ予想が後退しています。
来週の経済指標
来週月曜の米国市場はレイバーデイによる休場です。その他いくつか経済指標の発表はありますが、大きな経済指標の発表はありません。
来週の相場展望
さてこのブログでも再三言っていますが9月のレイバーデイ以降は相場が荒れやすいです。S&P500 日足チャートもよいところまで戻してきましたが、上昇一服で反落しそうな形です。
もしここで大きく下落するようなことがあれば年末高を見越したよい買い場になる可能性があります。先を見越してトレード戦略を練りましょう。
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出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/ - チャート|TradingView
https://jp.tradingview.com/ - FOMC 利上げ予想|CME FedWatch
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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