
こんにちは。YOSHIです。
大荒れに荒れた2022年相場をデータでまとめました。
各指数の月ごとの値動き、S&P500については2000年以降の月間騰落率との比較を行いましたので是非確認してみてください。
株式市場の動き


一年間の動きをまとめました(12月29日時点でデータ取っています)。
S&P500は19%を超える下落と歴史的な下落の一年となりました。米国長期金利はなんと152%の上昇と、FRBによる利上げ局面を反映して恐ろしいことになっています。各指数で比べてみると、金利上昇に弱いナスダックやマザーズの下落幅が大きいです。一方でダウ、日経、TOPIXは下落幅がやや抑えられた結果になっています。
今年の下落幅が歴史的にみてどれ程のものかみていきましょう。
S&P 500 各年の騰落率
年 | 騰落率 | 年 | 騰落率 |
---|---|---|---|
2000年 | -10.12% | 2012年 | +13.41% |
2001年 | -13.05% | 2013年 | +29.60% |
2002年 | -23.37% | 2014年 | +11.39% |
2003年 | +26.38% | 2015年 | -0.73% |
2004年 | +8.99% | 2016年 | +0.54% |
2005年 | +3.00% | 2017年 | +19.42% |
2006年 | +13.62% | 2018年 | -6.24% |
2007年 | +3.53% | 2019年 | +28.88% |
2008年 | -38.49% | 2020年 | +16.26% |
2009年 | +23.45% | 2021年 | +26.89% |
2010年 | +12.78% | 2022年 | -19.24% |
2011年 | 0.00 |
この表では、2000年以降のS&P500の年間の騰落をまとめました。2022年の下落幅は、サブプライムショック~リーマンショックが起きた2008年(S&P500:-38.49%)、ITバブル崩壊が起きた2002年(S%P500:-23.37%)に次ぐ3番目の下落幅となっています。数字でみると2022年の下落幅の凄まじさがよくわかりますね。
次のスライドでは各月の動きを細かく確認していきたいと思います。
S&P500 月間騰落率


こちらのスライドでは上段にS&P500の各月の動きを、下段には独自に集計した2000年~2022年の月間騰落率の平均値を示しました。なお、下段のデータの集計には、私がお世話になているちぇりおうさんのコミュニティ「Cherio Technical Teams」のメンバーにお手伝いいただきました。ちぇりさんいつもありがとうございます!
月ごとにみてみますと、3、7、10、11月は例年の季節性通りに上昇しており意外な印象を持ちました。ただし、上げた後には大幅に下落しています。上げても結局最後は下落というmoveが多かったですね。
月ごとの季節性については下記のnoteにまとめていますので良ければご覧ください。


まとめ
いかがでしたでしょうか。このblogではデータの観点から一年を振り返りました。データで見ると本当に壮絶な一年だったことがわかりますね。なんとここ20年で3番目に酷い年でした。FRBによる利上げ局面のすさまじさをまざまざと見せつけられた一年でした。
実際の私の投資行動としても相場が反転すると見てスイング投資で入っても、毎回毎回撃ち落され続けた一年でした。結局ほぼスイングは成功することなく終わってしまった印象です。一方で、ショートやコモディティトレードに本格的に取り組み、トレーダーとしての幅は大変に広がった一年でもありました。
また、blogやTwitterでの発信も順調に起動に乗り、blogは一年で227件の記事を書き、Twitterのフォロワーさんも年初は数百人でしたが、現在では2200名を超えています。情報発信を始めたことで仲間も増え、とても良い一年でした。
ではでは今年のblogはこれで最後になると思います。来年も頑張りましょう。
良いお年をお過ごしください🎍
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