相場の振り返り(2022年6月4週目)~S&P500のチャート分析~

S&P500

こんにちは。YOSHI(yoshi0320)です。
今週は強く反転しましたね。

この記事では、
・一週間の振り返り
・S&P500のチャート分析と来週の戦略
・主要な経済指標/今後のスケジュール

について解説します。では始めていきましょう。

目次

WEEKLY MARKET REPORT

先週まで2週連続で大きく下落しどこまで下がるか不安な状態からのスタートでしたが、蓋を開けてみると底堅く推移しました。底割れが難しいとみるとショートカバーを中心にじわじわ上がっていき、金曜にはこれまで押さえつけられていたパワーが弾けるように大幅上昇🚀終わってみればS&P500は6%を超える上昇となりました。

経済状況,インフレの状況,利上げペースは何ら変わらない中の上昇で,将来の見通しが明るくなって上昇した訳ではなく,売られすぎからの需給の改善で上昇したという状況かと思います。

また,コモディティやエネルギーセクターは先週に続き大きく下落しました。景気悪化が折り込まれ始めているためであると思われます。恐らくセクターサイクルが一歩前に進みました。今後は不況に強いヘルスケアセクター、生活必需品セクターに資金が入ることが想定されます。

今週の私のトレード

今週は火曜に大きく上げたところでマザーズショートが約定し、一時結構大きな含み益になりましたが,底抜けを期待して放っておいたら金曜に踏み上げられてしまいました。週明けにはロスカットになりそうです。一方で、ポジションは大きくないですが,先週から持ち越していたS&P500ロングには利が乗っています。

ロングもショートもトレードには利確が大事です。

私は今週の反省を活かして4時間足のセットアップをTradingViewにセットし直しました。また、総悲観での買い/総楽観の売り戦略を構築しました。

S&P500 チャート分析

S&P500 日足チャート

現状分析

S&P500のチャートを確認していきましょう。

先週末から5陽線と一気に上げてきました。いまだ下落トレンドにあり、先週は急に上げすぎですので,来週は値固めができるのかが争点です。

S&P 500直近高値 3/29:4637から見た節目
 -5%:4405
 -10%:4173

 -15%:3941
※2022/6/24点の終値:3911
 -20%:3524
年初来安値:5/20 3810

来週のトレード戦略

難しい展開ですが,来週はもう少し上げた後、一旦下に向かうと想定して動こうと考えています。

理由は、ショートカバーの燃料を使いきった後に強い買い圧は続かないだろうと想定しているためです。また、かなり楽観的なムードが広がってきており、少し危険な気がします。今持ってるS&P500は利確した上で、ショートを狙っていこうと思います。

ロング👉押した後。上値は追わない。
目安
S&P500:3800付近
日経:26000付近

ショート👉もう一段上でショート
目安
ナスダック100:12500付近
マザーズ:700付近
VIX:25付近

主な経済指標/今後のスケジュール

6/1 ADR雇用統計
6/1 ISM製造業指数(PMI)
6/3 雇用統計
6/3 ISM非製造業指数(PMI)
6/10 消費者物価指数(CPI)
6/14-15 FOMC
6/15 小売売上高
6/21 中古住宅販売
6/24 新築住宅販売
6月末 5末決算銘柄の発表
7/4 独立記念日
7/6 FOMC議事録
7/8 雇用統計
7/13 消費者物価指数(CPI)
7/18~ 決算シーズン
7/26-27 FOMC

経済指標は6月中は大きなものはありませんね。

ただ、再来週は独立記念日があり米国ではホリデーシーズンに入るのでポジションの整理が行われるかもしれません。今の状況だと、上げたところの利確ですかね。

まとめ

相場が落ち着いてきて少し安心感が出てきましたね。ただ、まだインフレが収まった訳ではなく、インフレは簡単に収まるものではないと言われているので引き続きの注意が必要です。チャートもまだダウントレンドを抜け出せていません。

ではまた。

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S&P500

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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