こんにちは。YOSHI(yoshi0320)です。
この記事では、
・一週間の振り返り
・S&P500のチャート分析と来週の戦略
・主要な経済指標/今後のスケジュール
に加え、景気サイクルを考慮したスイングトレードについて解説します。現在、非常に重要な経済の転換点にいますので、是非最後まで読んでいってください。
では参りましょう。
S&P500 一週間の動き
月曜 | -0.30% | 上昇する時間帯もあるも反落。原油、コモディティ、10年債利回り上昇。S&P500 先週の急激な上昇から一服感。出来高少ない。MMFI 31.98。 |
火曜 | -2.01% | 弱い消費者信頼感指数(予想101、結果98.7)を受け4指数共下落。 S&P500 戻り天井を打ったか。出来高は少ない。MMFI 32.99。 |
水曜 | -0.07% | 4指数まちまちな展開。パウエルFRB議長「経済はソフトランディングできる保証はなく、積極的な利上げを続ける」。半導体銘柄ダウングレード。原油、コモディティ下落。S&P500 小幅に下落。MMFI 28.46。 |
木曜 | -0.88% | 米国株:4指数共下落。PCEデフレーター(予想総合6.4%→結果6.3%、コア4.8%→結果4.7%)。MMFI26.01。 |
金曜 | +1.06% | 4指数共前半は売り込まれるも底練りの動きをして反転。ISM景況感指数 予想:55、結果:53で景気悪化の兆し。セクターも景気悪化を織り込む動き。S&P500 年初来安値手前で反発。出来高小さい。MMFI 31.36。 |
今週は火曜にピークをつけた後ジワジワ下げ、金曜に少し反発して終わりました。木曜に出来高の大きい下髭をつけているので底打ちとなるのか、下げの一服なのか来週は見極めが必要です。
各セクターの動きをみると、明らかに景気後退局面の動きをしており、景気サイクルが一つ進んだと認識しています。この動きは、長いトレンドになる可能性があるので、チャンスを見つけてスイング玉を仕込んでいきたいです。
WEEKLY MARKET REPORT
今週の私のトレード
今週は一貫してショートに取り組みました。持ち越したマザーズショートは持ちっぱなしで、水曜にナスダック100ショートとVIXを仕込みました。金曜にナスダック100利確、VIXは残念ながらほぼ同値撤退となりました。
ショートの利確難しいですね。利益が乗ってもウカウカしていると強いショートカバーで踏み上げられます。
基本的には、大きく下げて下げ止まり感が出たら(ショートカバーが来そうな局面になれば)早めに利確することがよさそうです。引き続き、ショートトレードについて勉強していきたいです。
来週のトレード戦略
来週は引き続きショート目線でいます。金曜はショートカバーで反発しましたが、現在の景気悪化が現実味を帯びてきた状況では、インフレピークアウトが確認できなければブレイクしてあげていくような強い資金は入らないと想定しています。
また、7月に入り日本は夏枯れの季節に入るで、特にマザーズから資金が抜ける局面が来ると想定しています。日本市場は夏枯れに本当に注意してください。日本の個人投資家が一番資金を失いやすい時期です。
ショート目安
ナスダック100:11800付近
マザーズ:675付近
VIX:25付近
サイクル(季節性)についてはnoteにまとめていますので見てみてください。株式投資をするなら知らないとまずい知識です。
景気サイクルを考慮したスイングトレード
この1、2週間で景気サイクルの針がついに動いたと考えています。
理由は、エネルギー、コモディティセクターの下落、ヘルスケア、一般消費材、公益株の上昇。金利の下落(国債価格の上昇)の動きが鮮明になったためです。
上記の表の青色の部分、景気悪化局面に利上げ実施、景気悪化懸念から突入していると思います。今年の下半期、この大きな経済の流れに乗せたスイングトレードを仕掛けることを決めました。
具体的には、以下のトレードを仕掛けます。年初からエネルギーセクターを買っていたらかなり大きく伸びたようにこのトレードでは大きくとれるとよいと考えています。
主な経済指標/今後のスケジュール
来週は月曜は独立記念日でお休みで米国市場もお休みです。来週はアメリカはホリデーシーズなのであまり大きく動かないかも知れません。ただ、FOMC議事録と雇用統計が発表され、再来来週にはついにCPIが発表されます。インフレがピークアウトしているのか月に一回の答え合わせです。
雇用統計については、悪い数字が出ると想定しています。先月ぐらいから続々とray off(解雇)が発表されているからです。ニュースが目に入っただけでもcoincheck、TESLA、Unityなどが大規模なray offを発表しています。
景気悪化が現実化してきています。決算が悪いのかよいのか7月の決算期は注目です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。景気悪化が現実味を帯びてきてもやっとした相場環境ですが、マクロ経済の経済のダイナミクスを感じ興味深いです。コロナからの金融相場からの景気悪化局面を身を持って体験できることは投資家として大きな財産になります。
ではまた。
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