相場の振り返り(2022年7月2週目)~S&P500のチャート分析~

こんにちは。YOSHI(yoshi0320)です。

週は、景気後退懸念の巻き戻しの動きが起こりました。

しっかり環境認識を行い、来週の相場に備えましょう。

目次

S&P500 一週間の動き

S&P500 日足チャート
月曜休場独立記念日(independence day)のため休場。
火曜+0.16%欧州時間の急落により大きく下げるも引けにかけて戻す。原油、コモディティ急落。金利下落でハイテク株に買い。S&P500 2日連続の下髭。出来高それなり。MMFI 33.22。
水曜+0.36%高安まちまち。ISM非製造業景況感は予想上回る。FOMC議事録想定内。金利上昇。原油、コモディティ続落。S&P500 小動き。MMFI 33.53。
木曜+1.50%特に材料はないが大幅上昇。出来高は大きくない。売られ過ぎ水準からの巻き戻しか。金利上昇、原油、コモディティ反転上昇。MMFI 38.03。
金曜-0.08%予想を上回る雇用統計(予想27.6万人増、結果37.2万人増)を受け金利上昇。しかしながら株価への反応は限定的。現状、利上げの雇用への影響は限定的で景気ソフトランディングへの期待。MMFI 38.67。
S&P500 一週間の値動き

S&P500は先週の時点では下に抜けていくリスクがあるチャートでしたが、先週金曜と今週月曜に下髭をつけて反転。今にも上に飛びそうなチャートになってきました。出来高はどんどん下げているので、結局7/13のCPI前に様子見の状況と思われます。CPIの結果次第で出来高を伴って上に上げていくかに注目です。

また、堅調な景況感と雇用の結果を受け、金利が急反発。原油、コモディティ価格も大きく反転し、先週までの巻き戻しが起こっています。景気悪化懸念が和らいでいます。

WEEKLY MARKET REPORT

今週の私のトレード

今週はショート目線と景気悪化方向の頭が強くてヤラれてしました。

主にはマザーズショート、半導体ショート、金利連動銘柄ですね。また、S&P500をショートカバーが来ると思った火曜の下髭で入りましたがさっさと利確してしまいました。もうポジションありませんが絶好のポイントで入っていました。タラレバですがホールドしていれば相当利益が乗っていましたね。

髭狙いはショートカバーが入るポイントで買えばいいんだなと思いました。

最終的には半導体ショートとS&P500ロングを持ち越してなんか両建てみたいな感じになっています(笑)

少し迷走してますが、基本的に自分が信じたトレードを完結させようと考えています。

来週のトレード戦略

来週はCPIがあるので、結果を待ちたいですが、どちらかというと下げたらロングを仕込んでいく気でいます。ただ、今年は何度もこういったトレンド転換しそうな局面でことごとく下げているので入りづらいです。

2、3ヶ月ぐらい前からずっと言っていますがインフレピークアウトなら買いですね。

また、原油、コモディティのショート、金利ショートも狙いたいです。ここは先週は逆の動きを見せて強く反転していますが、今後の利上げ局面、景気減速局面を考えると直近の高値をブレイクするとはとても考えられないので、分割して仕込んでいきたいです。

景気サイクルを考慮したスイングトレード

今週は金利が強く反転し、TMF(金利が下げると上昇する銘柄)が下げてきたので少し買いしました。

残念ながら現状は、含み損になっています( ;∀;) 金利下落に合わせたこのトレードは、分割して買し増していきます。

原油やコモディティ価格が強く反発しているので、チャンスと見ています。

また、金利が下落していくなら、ハイテク銘柄に資金が入る可能性があるため(今週の動き)、ハイグロのロングにエッジがあると思いました。今こそレバナス(TECL)を考えるべき時が来たかも知れません。

景気悪化局面のスイングトレード
ロング

ヘルスケアセクター:CURE、XME
生活必需品セクター:XLP
公益セクター:XLU
ハイグロ:QQQ、TECL

ショート又はベア商品
エネルギーセクター:ERY、XLE
コモディティセクター:DJP、コーン
国債連動(金利が下げたら上昇する銘柄):TMF →in(2022年7月1週目)

主な経済指標/今後のスケジュール

7/4 独立記念日
7/6 FOMC議事録
7/8 雇用統計
7/13 消費者物価指数(CPI)
7/18~ 決算シーズン
7/26-27 FOMC

来週はついにCPIですね。

日本時間で7/13(水)21:30に発表です。ここ1カ月、原油、コモディディ価格は暴落レベルで下落しているのでインフレがやっとピークアウトするかに注目です。

インフレピークアウトが確認されれば、株価には当然プラスで、利上げにより景気悪化フェーズに入る可能性はあるものの、利上げの見込みも既に折り込まれていますし、年初来安値は割らないかもしれませんね。

そろそろ、長期的にひたすら買い続ける体制に入ってもよいかも知れません。今年は、ひたすら下げたところをひたすら買い続けて、来年以降の上昇局面に載せるための切符を手にしたいと考えています。

正直なところ、今年の本命はこの投資で短期トレードは、おまけぐらいに考えています。コアサテライト戦略ってやつですね。

インフレ、利上げ、景気悪化辺りのの流れってまとめるとこんな感じですね。

今年、身を持ってインフレ、利上げ局面を体験できているので、しっかり記録を取っておきたいです。この経済サイクルは繰り返され、この先の投資人生で何度も経験することになりますからね。

インフレ→利上げ→景気悪化懸念で原油・コモディティ価格下落→金利下落→景気悪化(決算悪化)→インフレ収まり→利上げ終了→利下げ

まとめ

いかがでしたでしょうか。今週は、先週と全く景色が違い景気悪化懸念が後退。

毎週毎週、インフレやら景気悪化やら忙しいです。

来週はどんな景色が広がっているでしょうか。


ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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