Weekly Market Recap(2022年8月3週目)~S&P500を中心とした一週間の株式市場の振り返り 今後のスケジュール~

S&P500

こんにちは。YOSHIです。
この記事では、S&P500を中心に一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。

週末のうちに相場状況を整理し、来週の相場に立ち向かいましょう。

目次

WEEKLY MARKET REPORT

相場状況の把握するためには、S&P500や日経平均などの指数だけでなく、コモディティ市場や仮想通貨などの状況も把握し、経済全体の動向を理解することが重要です。以下に一週間の動きをまとめました。

S&P500 一週間の動き

世界の優良企業500社を集めたインデックスであるS&P500の一週間の動きをまとめます。株式投資をするならS&P500の動きを中心にフォローすべきです。Let’s Deep Dive

S&P500 日足チャート
月曜+0.40%
小幅に上昇。NY連銀製造業指数(景況指数 -31.3、新規受注 -29.6 )は景気悪化を示唆する結果。金利、コモディティ価格下落、株価下落で反応するも引けにかけて持ち直し。S&P500 BW継続。出来は小さい。MMFI 81.00。
火曜+0.19%下げる局面もあるも小動き。ウォルマート、ホームデポ決算無事通過でダウを押し上げる。S&P500 BW継続。出来高は小さい。MMFI 80.96。
水曜-0.72%大きめに下落。上値が重く目先のピークアウト感。7月FOMC議事録が公表され、インフレへの警戒感を示しつつ利上げペース減速を示唆。 英国のインフレ率が10%を突破し下落を牽引。S&P500 BWを維持できるか。MMFI 77.39。
木曜+0.23%小幅に上昇。フィラデルフィア連銀製造業景況指数発表(結果6.2 予想-5.0)景況感改善。原油、コモディティ反発。S&P500 5EMA、BWを維持。MMFI 77.39。
金曜-2.29%長期金利急騰により大幅下落。大きな材料があったわけではなく、ショートカバーもつき需給悪化。S&P500 5EMA、BW割れ。出来高増加。ピークアウト。MMFI 73.53。

インフレ⇒8月発表のCPI、PPIにてインフレピークアウトを示唆する結果。7月雇用統計の結果、賃金インフレ懸念。

利上げ見通し⇒7月FOMC 75bp利上げ。政策金利2.5(中立金利)

景気⇒2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。米国のリセッションは全米経済研究所(NBER)が判断。ミシガン大学消費者信頼感指数は50を超えておりそれ程景気が悪くありません。原油やコモディティ価格が上がってきています。

決算⇒GAFAM含めそれ程悪くない。

今週のトレード

私はt投資資金を①短期トレード、②経済サイクルを考慮した中期的な投資、③インデックス長期積み立て投資に分けて運用しています。こちらでは、短期トレードの内容を紹介します。

先週から持ち越したS&P500、ナスダック100、マザーズロングですが、マザーズロングは急騰局面で利確しましたがS&P500、ナスダック100、途中で買ったテスラに利が乗りましたが金曜に全戻ししてしまいました。

利確って難しいですよね。今週末は非常に悔しかったので利確・反落ポイントについて何時間か検討していました。

その結果、トレンド転換からの利確・反落ポイントとして、フィボナッチリトレースメントを使った、61.8%、50%戻しの概念を取り入れることにしました。実際に使ってみて良さそうであればまたblogで紹介してもよいかなと思います。

余談ですが、私はテクニカルをトレードにガンガンに使っているのですが、現状、blogやnoteではあまり紹介してないです。

そもそもプロがひしめく株の世界で、個人の情報発信にニーズがあるのか悩ましいところです。

まぁ、このblogを書きだして自分の整理になっていますし、トレードの精度が上がっているのでいいんですが。

来週のトレード戦略

来週の基本戦略は株のロングは基本的に手仕舞いして、ショートやVIXを積んでいこうと考えています。

コーンのロング、原油のショート、天然ガスのロングも仕込みたいのですがコモディティなかなか入れないでいます。

経済サイクルを考慮した投資戦略

経済サイクルは「インフレ-利上げ見通し-景気の綱引き」です。経済サイクルをの動きを予見し、賢く資金を動かしましょう。これがまさに「投資」です。

今週は金利上昇でTECLDirexionデイリーテクノロジー株ブル3倍ETF」が下がってきてしまいましたね。そのままホールドしていますが、なかなか悩ましいところです。ヘルスケアは強くてよいですね。

景気悪化局面の投資
ロング

ヘルスケアセクター:CURE、XME in①(7月4週目)
生活必需品セクター:XLP
公益セクター:XLU
ハイグロ:QQQ、TECLin(8月1週目~:長期積み立て枠)

ショート又はベア商品
エネルギーセクター:ERY、XLE
コモディティセクター:DJP、コーン、Cupper、Silver、(Glod)
国債連動(金利が下げたら上昇する銘柄):TMF →in①(2022年7月2週目)in②(2022年7月3週目)in③(2022年7月5週目)in④(2022年8月2週目)

経済の流れ

インフレ→利上げ→景気悪化懸念で原油・コモディティ価格下落→金利下落→景気悪化(決算悪化)→インフレ収まり→利上げ終了→利下げ

主な経済指標/今後のスケジュール

経済指標の結果を受けてアタフタするのではなく、先取りして投資戦略に反映させましょう。

8/1 ISM製造業指数
8/2 FRBメンバー発言(エバンス、ネスタ―、ブラード)
8/3 ISM非製造業指数
8/5 雇用統計
8/10 CPI
8/11 OPEC月次報告
8/17 小売売上高
8/25-27 ジャクソンホール会合

9/2 雇用統計
9/13 CPI
9/20-21 FOMC
11/1-2  FOMC
11/8 米国中間選挙

来週はジャクソンホールがあり、今年の金融政策について総括されると共に、今後についての見通しについて話がされます。相場の転換点になることが多いイベントなので注目です。

パウエル議長の講演は、日本時間で8/26(金)22:00です。

まとめ

CPIで希望の光が見えましたが、残念ながら全戻ししてしまいましたね。

季節的にロングがリスク高くなる時期なので注意です。

ではまた。

GMOクリック証券CFD
S&P500

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

※当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています※

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