こんにちは。YOSHIです。
この記事では、S&P500を中心に一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。
週末のうちに相場状況を整理し、来週の相場に立ち向かいましょう。
各指数の一週間の動き
相場状況の把握するためには、S&P500や日経平均などの指数だけでなく、コモディティ市場や仮想通貨などの状況も把握し、経済全体の動向を理解することが重要です。以下に一週間の動きをまとめました。
S&P500の一週間の動き
世界の優良企業500社を集めたインデックスであるS&P500の一週間の動きをまとめます。株式投資をするならS&P500の動きを中心にフォローすべきです。Let’s Deep Dive!
月曜 | -2.29% | 連日の大幅下落。ジャクソンホールを前に後退していた利上げ懸念が台頭。長期金利再び3%台へ。VIX大幅上昇。S&P500 5EMA、BW、トレンドライン割れからの大幅下落。出来高もあり。MMFI 65.93。 |
火曜 | -0.22% | 小幅安。金利上昇するも株価への影響は限定的。ジャクソンホール待ち。原油、コモディティ上昇。S&P500 25EMAにぎりぎりひっかかる。出来高減少。MMFI 66.85。 |
水曜 | +0.18% | 小幅に反発。ジャクソンホール待ち。原油、コモディティ上昇。NVDAが引け後に決算ミス。S&P500 25EMA維持。出来高小。MMFI 66.35。 |
木曜 | +1.41% | 大幅反発。長期金利が低下、ショートの手仕舞い。ジャクソンホールへ。 S&P500 25EMAで反転。MMFI 73.22。 |
金曜 | -3.31% | 暴落。パウエル議長「利上げが長引く、利下げに転じるのは遠い」との見解。サプライズはなかったもののまさかの暴落。S&P500 底抜け。出来高特大。金利やコモディティは小動き。MMFI 60.85。 |
インフレ⇒8月発表のCPI、PPIにてインフレピークアウトを示唆する結果。7月雇用統計の結果、賃金インフレ懸念。
利上げ見通し⇒7月FOMC 75bp利上げ。政策金利2.5(中立金利)ジャクソンホール会議「利上げは長引く、利下げに転じるのは遠い」
景気⇒2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。米国のリセッションは全米経済研究所(NBER)が判断。ミシガン大学消費者信頼感指数は50を超えておりそれ程景気が悪くありません。原油やコモディティ価格が上がってきています。
決算⇒GAFAM含めそれ程悪くない。
主な経済指標/今後のスケジュール
経済指標の結果を受けてアタフタするのではなく、先取りして投資戦略に反映させましょう。
相場雑感
金曜はまさかの暴落でした。ジャクソンホールの内容は全くサプライズはなかったですし、パウエル議長の講演は数分で質疑応答もなく終わったのですがこんなに下げるものなのか思います。金利やコモディティは小動きなので、債券やコモディティ市場は冷静で株式市場から資金が抜けたということがよくわかります。暴落に材料は関係ないってことですね。9月は株式市場から資金が抜けるサイクル(季節性)なので早めに資金が抜かれロスカットが連鎖した結果のように思います。
まとめ
一気にリスクオフ。株式市場は9月中くらいは厳しい展開が続きそうです。
ではまた。
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