相場の振り返り(2022年11月1週目)

CPI

こんにちはYOSHIです。
この記事では、一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。
週末に相場状況を整理し、来週の相場に備えましょう。

目次

相場の振り返り

S&P 500日足チャート

 S&P 500のチャートは先週トレンド転換したものの残念ながら今週は反落。早々に5EMAも割れて再び下落トレンドに入ってしまいました。今年はこのような急騰→急落を10回ぐらい繰り返しており、本当にスイングさせてもらえない相場環境です。金曜に少し戻していますが形としてはまだ安値割れのリスクがあるチャートです。

米国市場を中心とした一週間の動き

 

 今週はFOMCがあり、予想通り75bpの利上げであったものの、パウエル議長が早期の利上げ減速を牽制する発言をしたことから利上げ減速期待で上げていた相場は一気に滑落しました。特に相場がネガティブ視したのは「最終的な金利水準は従来予想より高くなった」というコメントかと思います。金利も再び上昇に転じました。

 一方で、投資資金がGAFAM中心のハイグロから、バリュー銘柄中心のダウに明らかに流れています。バリュー銘柄の上昇はそれ程長くは続きませんが、金利上昇局面ではハイグロは上がりにくいので資金を入れるならダウがよい相場環境かと思います。また、コモディティにも資金が戻ってきていますのでコモディティへの投資も面白いです。

マクロ環境

 引き続きマクロ環境の大きなポイントは、インフレがピークアウトするのか、12月以降に利上げの手が緩むのか、経済は耐えられるのかです。ここまでしっかり利上げが行われ、経済にもそこそこダメージが加わっています。

インフレ
8月発表のCPI、PPIにてインフレピークアウトを示唆。9月、10月発表のCPIの結果インフレ加速。

利上げ見通し
7月 75bp利上げ。9月 100bp利上げ。11月75bp、12月50bp利上げ見通し。12月以降に利上げ減速の可能性を議論。最終的な金利水準は従来予想より高くなった。

景気
2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。経済指標では景気後退示唆。

決算
決算まちまち。金融OK、SNAPmiss、テスラmiss。GAFAM決算総崩れ。

主な経済指標/今後のスケジュール

 来週は消費者物価指数(CPI)です。毎月やってますがインフレ状況の確認です。

再びネガティブな方向に舵を切った相場のトレンドで止められるかに注目です。

相場雑感

 今度こそ年末に向けて上昇相場になるかと期待しましたが、またしても5EMAを割れて下落トレンドに入ってしまいました。今年は本当にロングが報われませんね。仕方ないので短期トレードに集中したいと思います。早くスイングしたいなぁ。と思いつつ。

2022年もあと2カ月と終わりが近づいてきました。年初に立てた投資戦略は達成できたかな?そろそろ今年のトレードの振り返りもしていきたいと思います。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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