相場の振り返り(2022年11月3週目)

レバナス

こんにちはYOSHIです。
この記事では、一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。
週末に相場状況を整理し、来週の相場に備えましょう。

目次

相場の振り返り

S&P 500日足チャート

 

 S&P500の日足チャートを確認します。今週は火曜日をピークに調整が入りました。一時5EMA(5日指数平滑移動平均線、赤線)を割れるものの金曜日には5EMAの上に戻しています。未だ上昇トレンド(黄色バック)が継続しているのでチャート的には再び戻してきそうな形です。上昇局面で出来高が大きく、下落局面で出来高が少ないのもいいですね。

米国市場を中心とした一週間の動き

 今週は調整の一週間となりました。火曜日にPPI(生産者物価指数)の結果、インフレピークアウトを示唆する結果が得られ株価は大幅に上昇するも、ロシアのミサイルがウクライナに着弾したのを契機にピークアウト、度重なるFRBメンバーによるタカ派の牽制発言により調整となりました。

マクロ環境

 マクロ環境の争点は引き続き「インフレピークアウトが継続するか、利上げ見通しが減速するか、また、経済が耐えられるか」です。今週は政策金利の到達点は「5-7%のレンジ」との牽制発言がありました。今後、利上げ幅は緩やかになる見通しですが、引き続き金融引き締め局面が続きそうです。そんなマクロ環境で株価がどう動くかに着目していきましょう。

インフレ
8月発表のCPI、PPIにてインフレピークアウトを示唆。9月、10月発表のCPIの結果インフレ加速。11月発表のCPIにてインフレピークアウトを示唆。

利上げ見通し
7月 75bp利上げ。9月 100bp利上げ。11月75bp、12月50bp利上げ見通し。12月以降に利上げ減速の可能性を議論。最終的な金利水準は従来予想より高くなった。
政策金利の到達点は「5-7%のレンジ」

景気

2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。経済指標では景気後退示唆。

決算
決算まちまち。金融OK、SNAPmiss、テスラmiss。GAFAM決算総崩れ。

主な経済指標/今後のスケジュール

 来週の注目はFOMC議事録でしょうか。感謝祭(Thanks giving day)があるので出来高は細りそうですね。米国人は感謝祭の後早い人からホリデーシーズンに入ります。出来高が細ると、一方的な相場展開になったり、ボラティリティが大きくなったりします。度々年末高が起こる背景には出来高の減少があるんでしょうね。

相場雑感

 さてさて今週は予想通りFRRメンバーの牽制発言により調整が入りました。先週末はかなりの盛り上がりでしたので、高値掴みしてしまった方も多いのではないでしょうか。相場は上がれば下げるでやっぱり難しいです。

なんとこの調整局面に耐えられれば、マクロ環境はインフレ、利上げピークアウトになってきますので、ジンワリ株高になるかなぁという印象を持っています。ブラックスワンには注意ですがうまく立ち回っていきたいです。

ではまた。

GMOクリック証券CFD
レバナス

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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