相場の振り返り(2022年11月4週目)

株

こんにちはYOSHIです。
この記事では、一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。
週末に相場状況を整理し、来週の相場に備えましょう。

目次

相場の振り返り

S&P 500日足チャート

 S&P500の日足チャートを確認します。先週調整していたところから火曜日に大幅上昇し、そのまま大きな動きなく終了しました。過熱感もあまりなく、5EMA(5日指数平滑移動平均線)に沿った上昇となり、非常によいチャートです。このままバンドウォーク(ボリンジャーバンド+1σ~+2σに沿った上昇)が発生したら最高です。見にくいですがチャート上にはボリンジャーバンドも表示させています。

米国市場を中心とした一週間の動き

 今週は反転上昇となりました。先週のFRBメンバーの牽制発言による調整が落ち着き、11月のFOMCの議事録を確認し長期金利低下→株価の上昇の展開になっています。セクターを見ると、景気減速局面に上昇する公益、生活必需品等が強くダウが強い展開が継続しています。教科書的な値動きです。コモディティは原油や天然ガスが乱高下していて、難しい展開です。コーンなども調整が完了していったん上へトレンドが出てきそうです。

ちなみに週末のチャートチェックをしていたところ、大豆のチャートが長い調整を経て上昇トレンドに入りそうでで、新たな世界に足を踏み入れるかもしれません(笑)

マクロ環境

 マクロ環境の争点は大きな動きはありません。引き続き「インフレピークアウトが継続するか、利上げ見通しが減速するか、また、経済が耐えられるか」がポイント。

インフレ
8月発表のCPI、PPIにてインフレピークアウトを示唆。9月、10月発表のCPIの結果インフレ加速。11月発表のCPIにてインフレピークアウトを示唆。

利上げ見通し
7月 75bp利上げ。9月 100bp利上げ。11月75bp、12月50bp利上げ見通し。12月以降に利上げ減速の可能性を議論。最終的な金利水準は従来予想より高くなった。
政策金利の到達点は「5-7%のレンジ」

景気

2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。経済指標では景気後退示唆。

決算
決算まちまち。金融OK、SNAPmiss、テスラmiss。GAFAM決算総崩れ。

主な経済指標/今後のスケジュール

 来週の注目はPCEデフレーターと雇用統計です。ホリデーウィーク明けに相場がどう動くのかに注目です。

相場雑感

 早いもので今年も終わりが近づいてきましたね。株式市場にとっては大きく調整が入った一年間、皆さんここまでの調子はいかがでしょうか。金融引き締めの凄さとインフレのしつこさを実感した一年になりましたね。私は今年は実に沢山の経験を積むことができとても充実した一年になりました。またゆっくりと一年を振り返りたいと思います。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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