相場の振り返り(2022年12月3週目)

株

こんにちはYOSHIです。
この記事では、一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。
週末に相場状況を整理し、来週の相場に備えましょう。

目次

相場の振り返り

S&P 500日足チャート

 S&P 500日足チャートを確認していきましょう。

  • 火曜日にピークアウト→その後一気呵成に下落
  • ダウントレンド入り
  • 200EMAではじかれ、5,25,50,75すべてのEMAの下へ潜る
  • ボリンジャーバンド-3σ付近まで下落
  • StochRSI(一つ目)DCから下へ
  • MACD(二つ目) GCに失敗
  • RSI(三つ目)売られ過ぎ水準
  • DMI(四つ目)DMI-優位=弱い

 総括すると「下落トレンド入りし、これから下げが加速しそうなチャート」です。一時ボリンジャーバンド-2σを割れており下げ過ぎの水準にあるので一旦反発しそうですが、チャートはまだまだ下げそうです。

米国市場を中心とした一週間の動き

 先週は月曜日に反転、火曜日にCPIのインフレピークアウトを確認し大幅上昇するも翌日にFOMCを控えて下落。水曜のFOMCでは予定通り50bpの利上げと利上げ幅は縮小したものの、2023年の政策金利見通しが上がったことで株式市場から資金が引き上げられました。

 米国・日本市場共に大幅下落の一週間。長期金利も下げていますが株価も下げちぐはぐな動きをしています。仮想通貨も週初めは上昇しましたが、全戻しどころか下げています。米国市場のセクターはエネルギー、コモディティは上げているものの、その他は全面下げです。コモディティは原油、天然ガスは上げ。貴金属は下げています。景気減速警戒ですね。

 CPIとFOMCの結果、インフレピークアウト、利上げ幅縮小となりましたが、政策金利の上限が引き上げられたことにより株価はピークアウトをつけて下落してしまいました。金利目標というのはそれほど強い下落要因になるということでしょうか。

マクロ環境

 今週は大きな一週間でした。CPIの結果、2カ月連続のインフレの収まりを確認、FOMCにて利上げ幅が減速しました。しかしながら、政策金利の上限が5.1%に引き上げられ、2023年中は高金利の状態が継続する可能性が高くなりました。

インフレ
8月CPI、PPI インフレピークアウト示唆。9月、10月 CPI インフレ加速。11月 CPIインフレピークアウトを示唆。12月 CPIにて2カ月連続でインフレの収まりを確認。

利上げ見通し
7月 75bp利上げ。9月 100bp利上げ。11月75bp、12月50bp。
2022年12月のFOMCにて利上げ幅縮小(50bp)。2023年の政策金利の上限を4.6%→5.1%に引き上げ。

景気

2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。経済指標では景気後退示唆。

決算
決算まちまち。金融OK、SNAPmiss、テスラmiss。GAFAM決算総崩れ。

主な経済指標/今後のスケジュール

 残りはもう大きなイベントもありません。PCEデフレーターは要注意とは思いますが。年明け早々に雇用統計や経済指標が次々と発表されるのは要注目です。

相場雑感

 インフレピークアウト、利上げ幅縮小で上昇トレンドが起こることを期待しましたが残念ながらピークアウトでしたね。今年はこのまま軟調なまま終了してしまいそうです。一年中ずっとこんな調子でしたね。来年も金利高戻りで維持となるのでよい相場はまだまだお預けかもですね。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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