相場の振り返り

FOMC

こんにちはYOSHIです。
この記事では一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。週末に相場の状況を整理し来週の相場に備えましょう。

目次

相場の振り返り

S&P 500日足チャート

まずはS&P500のチャートを確認していきましょう。

  • トレンド:ステージ1継続(上昇トレンド)
  • ボリンジャーバンド バンドウォーク発生
  • StochRSI(一つ目)上に張り付き。強い状態
  • MACD(二つ目)GC→MACDライン優位
  • RSI(三つ目)64.94
  • DMI(四つ目)DMI+優位継続

総括すると「上昇トレンド維持の強いチャート」です。5連続陽線でバンドウォークが発生していますね。先週の答え合わせは、①このまま上抜け でした。RSIが64.94まで上がってきたので徐々に過熱感が出始めています。

続いて一週間の値動きと出来事を振り返ります。

米国市場 一週間の動き

FOMC

今週は決算を受け下げる局面もありましたが、引けにかけて上昇し下髭をつけながら上昇していきました。調整しながら上昇しているのでかなり強い相場状況です。注目していた決算結果は、マイクロソフト×、テスラ〇、インテル×、ボーイング×、ASML×といった結果でした(地合いがよいこともあり決算ミスしてもそれ程下げていません)。特に、マイクロソフトは来期のガイダンスが想定以上に悪く、景気が停滞しているのが鮮明です。来週発表される他のハイテク企業も苦戦が予想されます。

続いて、日米の各指数や仮想通貨、米国のそれぞれのセクターの動き、コモディティ等の動きを確認します。

各指数/米国セクター/コモディティ 一週間の動き

米国市場は揃って上昇。セクターでみると強弱がついており、ハイグロや半導体が大きく上昇した方で、インドやフロンティア市場が下げています。これまで上げていたセクターからセクターローテーションが起こっているようです。原油やコモディティは軟調、天然ガスはまだ下げています。仮想通貨、貴金属は小動きです。

マクロ環境のまとめ

インフレ
2022年11月 、12月 、2023年1月CPIにて3カ月連続でインフレの収まりを確認。

利上げ見通し
2022年7月 75bp、9月 100bp、11月75bp、12月50bp利上げ
(利上下幅縮小)。2023年の政策金利の上限見通し5.1%。2023年中の利下げには否定的。2月25bp利上げ観測93%

景気

2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。ISM製造業・非製造業共に50を下回る。

決算
軒並み冴えない決算。ガイダンスが弱い。各企業が大規模なレイオフを実施。

主な経済指標/今後のスケジュール

来週は、木曜にFOMCです。利上げ幅は25bp利上げでほぼ決まっているように思います。今後の利下げに対する考え方に注目です。決算は盛りだくさんです。丸をつけた火曜日:エクソンモービル、UPS、Snap、水曜日:Meta、木曜日:Amazon、Apple、Alphabet、Qualcommに注目しています。FOMCの翌日にAmazonなどの決算がありますので、動きにくいですね。

相場雑感

指数が上抜けしてきたことで、相場の雰囲気は随分よくなってきました。昨年は一年中モヤっとした雰囲気でしたのでいつぶりでしょうか。仮想通貨も上昇しており明らかにリスク資産に資金が流れてきていると感じます。これから本格的な上昇局面がくる可能性もあるとは思いますが、マクロ経済は不景気真っ最中で企業業績は優れません。ここから楽観局目になったら、ちょっとしたブラックスワンで容易に暴落が起きますので、適度に利益確定しつつ注意深く進みましょう。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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