こんにちはYOSHIです。
この記事では、月ごとの相場状況を振り返ります。
相場サマリー
2023年2月の相場は、反落の月となりました。これは、長期金利が大幅に上昇したことによるもので、ナスダックを中心に下落が見られました。2023年の相場は、1月に大幅に上昇した後、2月に大幅に下落したことから、ボラティリティが非常に大きい展開となっています。また、下段には2000年から2022年までのS&P 500の月別パフォーマンスの平均値を示しています。2月の季節性は-0.6%ですが、この季節性通りの下落が見られました。
続いて、週ごとの出来事のまとめです。
各週の米国市場の動き
2月の米国市場の主要ポイントを振り返っていきます。まずは2月1日のFOMCによる25ベーシスポイントの利上げ決定により株価は上昇しました。しかしながら、2月3日に発表された雇用統計が予想を上回ったことで、上昇トレンドは一旦ストップしました。2月15日のCPI、2月21日のPMI、2月24日のPCEなど、インフレ再燃を示唆するデータが相次いで発表され、長期金利の上昇が続き、株価は大幅に下落していきました。3月に入ってからは、ボスティック総裁の発言により下落トレンドが一旦止まり、下がり過ぎた下落から株価は反発しました。
まとめ
2023年2月の相場は、季節性に従った調整の月となりました。インフレ再燃は、株式市場にとって最も不都合な状況である一方で、経済はさまざまな指標でそれなりに強さを示しています。しかし、引き締め的な金融政策の終わりが見えていることは確かであり、ロングポジションをとることで良い結果を得ることができるかもしれません。3月から4月は、季節性的にも元気な時期です。日々の相場状況に注意を払いながら、上手に波に乗っていきましょう。
ではまた。
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