相場の振り返り(2022年5月1週目)~S&P500のチャート分析~

FOMC

こんにちは。YOSHI(yoshi0320)です。
今週は5週連続の終わりが見えない下落でした。

この記事では、
・一週間の振り返り + 今週の私のトレード
・S&P500のチャート分析 + 来週のトレード戦略
・主要な経済指標/今後のスケジュール

について解説します。では始めていきましょう。

目次

Weekly Market Report

S&P 500の動き

月曜日 +0.57% 4指数共下髭つけて切り返し。ショートカバー主体の上げか。先週、先々週と似たような展開。

火曜日 +0.48% FOMC控え小幅上昇して終える。出来高も小さく様子見モード。

水曜日 +2.99% FOMC 0.5bp利上げ、QT6月開始決定。今後6、7月に0.5bp利上げを検討し、0.75bpt利上げは考えていないこと、経済はソフランディング可能とのパウエル 議長の発言を踏まえ、株価大幅高📈

木曜日 -3.56% 昨日の上げを打ち消す大幅下落。ナスダックは5%安と2年ぶりの下落率📉目立った材料は見当たらず金利上昇によりハイグロ中心に下げ続ける展開。

金曜日 -0.57% 4指数共小動き。指数は小動きだが、個別株を見るとハイテク中心に大幅下落。

3週連続で大幅上昇からの大幅下落ですね。またか!って感じです(笑)FMOC無事通過で反転上昇が期待されましたが一週間終わってみれば下落で終わってしまいました。利上げ予想とQTの予定が株価に敏感に反応しますので以下に現時点の予想を記しておきます。

利上げ予想

2022年
3月 25bp
5月 50bp
6月 50bp
7月 50bp
9月 25bp
11月 25bp
12月 25bp


※5月のFOMCでのパウエル議長の発言:75bpt利上げは現状考えていない

QT(量的引き締め)予定

国債
5月~:毎月300億ドル
9月以降:毎月600億ドル

エージェンシー債・MBS
5月~:毎月175億ドル
9月以降:毎月350億ドル

※減額のキャップ

今週の私のトレード

今週の私のトレードは、ナスダック100ショートの持ち越しから始まりました。月曜の日本市場は寄り底になりこれは一旦反転(ショートカバー)がきそうだなと感じましたので、月曜の夜にショートを利確、ノーポジになりました。その後FOMCはノーポジで通過し、水曜の上げで反発ラリーが開始すると考え、ロングの準備をしました。しかし、木曜は非常に弱く嫌な予感がしましたので、買い指値を下げて様子見としました。金曜は割と落ち着ていましたが買っても木曜の安値付近だなと考え木曜の安値より少し下に指値をしていたところ指さらずノーポジ終了となりました。

木曜の上げたところが絶好のショートチャンスになるとは想像もつきませんでしたね。

S&P500 チャート分析

S&P500 日足チャート

現状分析

年初来安値付近に株価は位置し、絶賛下降トレンド継続中です。一方で、ダブルボトムをつけているともみられ、ここで踏みとどまれるか底抜けるか非常に重要な局面です。ここを底抜けると-15%:3941辺りまで走ることが懸念されます。

S&P 500直近高値 3/29:4637から見た節目
 -5%:4405
 -10%:4173

※2022/5/6時点の価格:4123
 -15%:3941
 -20%:3524
年初来安値:2/24 4114

来週のトレード戦略

さてさて、来週はここからショートはリスク高いので以下で考えています。5/11の消費者物価指数(CPI)、ここでインフレピークアウトが確認され、反発ラリー開始をメインシナリオと考えています。

来週のトレード方針
・5/11のCPI前に大きく下に動けばロングを分割して購入。
・ロング目安:3941(高値から-15%)
・週前半に強く反発すれば戻り売り。
・ショート目安:4230

主な経済指標/今後のスケジュール

4/29~5/8 GW
5/2 ISM 製造業指数
5/3-4 FOMC(金融政策決定会合)(日本時間5/5未明)
5/4 ADP雇用統計
5/6 雇用統計
5/11 消費者物価指数(CPI)
5/20 米国SQ
5/25 FOMC議事録
6/1 ISM製造業指数(PMI)
6/3 雇用統計
6/4 ISM非製造業指数(PMI)
6/10 消費者物価指数
6/14-15 FOMC

来週は5/11の消費者物価指数(CPI)に注目です。ここでインフレピークアウトが確認できれば利上げペースの加速に歯止めがかかり、金融引き締め懸念が後退するので株価にはプラスです。

また、利上げ見込みで気になるデータを確認しました。5月のFOMCでパウエル議長は「75bpt利上げは現状考えていない」と発言したにも関わらず、ブログ作成時点の6月の利上げ見込みは75bpの利上げ予想はなんと82.9%です。相場はパウエル議長の発言を信じていません(笑)背景には、インフレ、ウクライナ戦争、中国ロックダウンなどがありますが、この予想がCPIの結果により下がってくるかどうかが今後、株式市場に資金が流入するかのキーになると考えます。また、FOMCメンバーのブラックアウト期間が終了し、来週色々なところFED高官が発言し、75bpの利上げ予想の火消しに入ると思うのでこれらも株式市場多い風になると想定しています。

出典:https://www.cmegroup.com/ja/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

まとめ

引き続き株式相場は渋い展開です。ただ、私は長期投資口座で少し買いました。NISAの積み立ても金曜に勝手にされていました。短期トレードは怖くて買えなければ長期投資前提であれば下がったところで買って放置という戦略もありなのかもしれません。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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