相場の振り返り(2022年6月2週目)~S&P500のチャート分析~

sp500

こんにちは。YOSHI(yoshi0320)です。
今週はCPIを受け一気にリスクオフになってしまいました📉

この記事では、
・一週間の振り返り
・S&P500のチャート分析と来週の戦略
・主要な経済指標/今後のスケジュール

について解説します。では始めていきましょう。

目次

Weekly Market Report

S&P500 一週間の動き

月曜+0.31%4指数共反発。6/10にCPIを控え小動き。長期金利大幅上昇。S&P500 5EMA上で小動き。出来高減少。ボリンジャーバンド収束。MMFI 42.25。
火曜+0.95%4指数共続伸。6/10にCPIを控えレンジ内の動き。長期金利下落。S&P500 一時5EMAを割れるも引けにかけて戻す。出来高さらに減少。MMFI 46.6。
水曜-1.08%4指数共下落。6/10にCPIを控え小動き。金利、原油上昇。インフレ継続。S&P500 レンジで小動き。出来高さらに減少。MMFI 42.1。
木曜-2.38%4指数共続落。ECB(ヨーロッパ中央銀行)7月利上げ。6/10のCPIへの警戒もあり株価下落。S&P500 レンジ底抜け。出来高上昇。MMFI 34.92。
金曜-2.91%CPI上振れで株価暴落。CPI 8.6%vs予想8.3%、コアCPI6.0% vs予想5.9%。長期金利急騰。S&P500 年初来安値圏。出来高大。MMFI 26.77。

今週は水曜まではレンジで小動きでしたが、木曜に耐えきれず下落、金曜はCPIのインフレ悪化で滑落とドラマチックな展開でした。

下落のスピード感は半端ないですね。

今週の私のトレード

今週は、ショートとVIXで取り組みました。マザーズショートとVIXを取引して金曜に利確しています。レンジ上限の月曜の上髭と火曜の高値辺りでしっかりショートをうっておいたら相当な利益が出ていましたね。

今年はショートの上達を目標にトレードに取り組んできましたが、だいぶつかめてきたので徐々に投資額を上げていきたいと思います。

S&P500 チャート分析

S&P500 日足チャート

現状分析

S&P500のチャートを確認していきましょう。完全に底抜けリスクが高いチャートです。

注目すべきは先週、木・金の下落時の出来高です👀 綺麗に上昇しているのが分かると思います。相当に売り圧が強いことが分かります。

オシレーター系の指標は、全て下向きに変わりました。この強い下落の圧力は、そう簡単にはとまらないので、安易に買いで入るのはお勧めしません。セリクラになるか下落が止まりしばらく損練りした後に、FOMCの動きをみつつ入るべきです。

S&P 500直近高値 3/29:4637から見た節目
 -5%:4405
 -10%:4173

 -15%:3941
※2022/6/10時点の終値:3900
 -20%:3524
年初来安値:5/20 3810

来週のトレード戦略

来週は、反発したところでショート狙います。よっぽどのポジティブサプライズがなければ来週は年初来安値更新する展開を想定しています。

ロングについては、6/14-15のFOMCの結果(利上げ見込みの動向)を確認しつつ、セリクラになるかチャートが落ち着くまでは基本的に入りません。

来週のトレード方針
ショート👉アヤ戻しでショート

目安
ナスダック100:12300付近
マザーズ:680付近
VIX:25付近

ロング👉5EMA割れて落ち着いたところでロング
目安
S&P500:3700付近
日経:27000付近

主な経済指標/今後のスケジュール

6/1 ADR雇用統計
6/1 ISM製造業指数(PMI)
6/3 雇用統計
6/3 ISM非製造業指数(PMI)
6/10 消費者物価指数(CPI)
6/14-15 FOMC

6/15 小売売上高
6月末 5末決算銘柄の発表
7/6 FOMC議事録
7/8 雇用統計
7/13 消費者物価指数(CPI)
7/18~ 決算シーズン
7/26-27 FOMC

残念ながらインフレピークアウトは確認できませんでした。むしろ予想を上回り、インフレが悪化していることが確認されてしまいました。

6/10 消費者物価指数(CPI)の結果
CPI 8.6%vs予想8.3%
コアCPI6.0% vs予想5.9%

この結果を踏まえ、6/14-15のFOMCでは、利上げペースを加速させるかどうかが理論されます。争点は以下の通りです。6/17(金)にもパウエルさんが発言する機会があるようなので要注意です。

利上げ見込み(5月FOMC)
2022年
3月 25bp
5月 50bp
6月 50bp
7月 50bp →75bpに加速させるかが争点
9月 25bp →利上げ停止の議論も出ていたが、むしろ50~75bpとするかが争点
11月 25bp
12月 25bp

※5月のFOMCでのパウエル議長の発言:75bpt利上げは現状考えていない

パウエルさんの発言がタカ派(利上げ加速)かハト派(現状維持)かが来週の争点です。

まとめ

レンジは残念ながら下でした。

FOMCの発信も確認しながら基本的に下落トレンドにショート等でついていきましょう。

買いにはつらい展開が続きますが、この経験は必ず来年に活きます。リスク管理をしつつ生き残りましょう。

ではまた。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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