こんにちはYOSHIです。
この記事では一週間の株式相場を振り返り、今後のスケジュールを確認します。週末に相場の状況を整理し来週の相場に備えましょう。
相場の振り返り
S&P 500日足チャート
まずはS&P500のチャートを確認していきましょう。
- トレンド:ステージ1継続(上昇トレンド)
- ボリンジャーバンド バンドウォーク中 +2σで叩かれる
- StochRSI(一つ目)上に張り付き。強い状態
- MACD(二つ目)MACDライン優位だがDCのリスクあり
- RSI(三つ目)70タッチ→64.05
- DMI(四つ目)DMI+優位継続
総括すると「一旦ピークアウトもまだまだ強いチャート」です。先週は一時、RSIに70タッチし過熱感が出てきたので、当然の動きといえます。次の展開は、ボリンジャーバンド+1σ、5日線を維持して再び上げていけるかに注目です。あくまで上昇トレンド中なので、ロングにエッジがあると思います。
続いて一週間の値動きと出来事を振り返ります。
米国市場 一週間の動き
今週は色々ありましたね。前週の金曜は利確売りが引け前にありましたので、その流れを引き継ぎ月曜は下落。アメリカ雇用者数、FOMCを経て上昇→強い雇用統計を経てまた下落と行ったり来たりの展開でした。決算も軒並みミスしていますが、大規模な自社株買いを発表したMETAは大幅上昇しています。詳しくは、上記のスライドをご確認ください。
続いて、日米の各指数や仮想通貨、米国のそれぞれのセクターの動き、コモディティ等の動きを確認します。
各指数/米国セクター/コモディティ 一週間の動き
米国市場は強弱まちまちです。明らかにハイテクや半導体などのグロースセクターに資金が入り、ダウ構成銘柄のバリューセクターから資金が抜けています。セクターローテーションってやつですね。はやり株が上がるときはグロースセクターがよく上がります。それぞれのセクターの動きを見るとこの強弱は鮮明で、ハイグロ、半導体、小型が上昇し、公益、生活必需品、素材などのセクターが弱いです。エネルギーや貴金属も落ちていますが、これは経済見通しが悪いことが反映しているように思います。セクターローテーションと、経済の動きにより資金が大きく動いていますね。インドやフロンティア市場も調整が入っています。今年は伸びると言われているので狙い目かもしれません。
マクロ環境のまとめ
インフレ
2022年11月 、12月 、2023年1月CPIにて3カ月連続でインフレの収まりを確認。
FOMCによる利上げ
2022年 7月 75bp、9月 100bp、11月75bp、12月50bp利上げ
2023年 2月 25bp利上げ
2023年の政策金利の上限見通し5.1%。2023年中の利下げには否定的。
景気
2四半期連続 GDPマイナス成長でテクニカルリセッション入り。ISM製造業・非製造業共に50を下回る。
決算
軒並み冴えない決算。ガイダンスが弱い。各企業が大規模なレイオフを実施。自社株買いに期待。
経済指標/今後のスケジュール
来週はパウエル議長の発現、失業保険申請軒数、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表です。引き続き経済の動向に注目です。来週はもうCPIですね(早い)。
相場雑感
さて、FOMC、雇用統計、GAFAM決算と盛り沢山の一週間を終えました。相場はシッカリで、適度にガス抜きをしつつつ、上昇しています。今の相場環境は、2020年~2021年頃の緩やかな上昇相場を想い出します。この頃は、S&P500で5%ぐらい上昇して、3%ぐらい下落するを繰り返し、ジワジワ上げていきました。この相場環境では、私の一番得意なスイングトレードがハマるので、しっかり集中力高めてやっていきたいです。
ではまた。
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