5秒でわかる昨日のマーケット

FOMC

おはようございます。YOSHIです
この記事では、前日の米国市場、日本市場、コモディティ、仮想通貨などの動きについて振り返ります。

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昨日のマーケットの概要

【株式情報】

  • 3月20日の米株式相場は反発した。世界の規制当局が市場の信頼感回復を図ったことに加え、最近の金融混乱で主要中央銀行の引き締めペースが落ちるとの思惑から買いが入った。
  • S&P500は3951(0.89%上昇)
    NYダウ32244(1.20%上昇)
    ナスダック11675(0.39%上昇)
  • ナスダック100指数は前週に昨年11月以来の大幅高となったが、この日は他の指数よりも上値が重かった。リスク意欲が回復し、米国債相場が下落したことが背景にある。
  • 金融当局はバランスシートの規模を新型コロナウイルス禍前の水準に戻すべく、3月まで縮小を続けてきたが、銀行システム支援を目的とした緊急融資プログラムによりバランスシートは再び膨らみ始めている。FRBなど主要中銀が、ドルの流動性供給拡充に向け協調行動を取ると発表した。

【金利/為替情報】

  • 3月20日の米国債相場は反落した。
    米10年債利回り3.483(0.37%上昇)
  • ドル指数は21-22日のFOMC会合を前に下落し、一時は0.5%下げ、2月20日以来の低水準を付けた。ドルは対円で一時1%下落し、1ドル=130円54銭と5週間ぶりの安値を付ける場面があった。

【原油】

  • ニューヨーク原油先物相場は反発したものの、15カ月ぶり安値付近にとどまった。
  • ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比90セント(1.4%)高い1バレル=67.64ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は82セント(1.1%)高の73.79ドル。
  • 銀行セクターの混乱が金融市場全体の信頼を揺さぶる中、ヘッジファンドが注目する北海ブレンドのスプレッドは縮小し、需要見通し後退を巡る最近の懸念が長期的な影響をもたらすことを示唆した。
  • ゴールドマン・サックス・グループも原油相場の見通しを引き下げた。

【金】

  • ニューヨーク金先物相場は続伸。
  • ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比0.5%高の1オンス=1999.70ドルで終了。スポット価格はニューヨーク時間午後3時5分現在、0.3%安の1983.14ドル。
  • 世界の銀行セクターを巡る懸念は完全には和らいでおらず、引き続き金に資金が流入。

昨日の相場のポイントと今日の一言

昨日の相場のポイントは、クレディ・スイスをUBSが買収することで合意したことと日米欧6中銀が協調する姿勢を示したことで、金融システム崩壊懸念が後退しました。その結果、金曜の下落を取り戻す反発が起きました。週末には、UBSが買収提案を拒否という報道も出ていましたが、スイス政府の介入もありスピード決着しました。

今日の一言は「なんだかんだで上昇。金融システム崩壊ネタはかなり折り込まれた可能性あり。」です。シリコンバレー銀行(SIVB)、シルバーゲート銀行に端を発した金融システム崩壊懸念は随分折り込まれているように思います。今後も他の銀行の破綻のニュースが相次ぐ可能性がありますが、相場にとってはよっぽどのこごがなければネガティブサプライズにはならないように思います。相場はよいニュースも悪いニュースも折り込みながら進んでいきます。

2月相場の振り返り

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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