今週も株式市場は冴えない展開でしたね。
ボラの激しかった一週間を振り返っていきましょう☕
Weekly Market Report
さてさて、今週もウクライナ情勢に左右される一週間でしたね。
「5秒でわかる昨日のマーケット」のヘッドラインを振り返りましょう♪
月曜日
ウクライナ情勢、ブラード連銀総裁の発言に振り回されアップダウンの激しい展開。S&P500で50ポイント幅の乱高下
火曜日
ウクライナ懸念後退(ロシア軍の一部が国境から撤退、プーチン大統領対話姿勢)によりリスクオン、大幅高
水曜日
場中大きく下げるも未明に発表された1月FOMC議事録はサプライズなしで全戻し。
これで市場は一旦落ち着くか。
木曜日
バイデン発言「ロシアのウクライナ侵攻の可能性が非常に高い」をうけ全面安。
ナスダックは3%近い大幅下落
金曜日
ウクライナ情勢に振られ力なく下落。バイデン大統領「プーチン大統領が決断したと確信」。
毎日毎日ウクライナ情勢で大きくアップダウンがあった一週間でした。
振り回された方も多いでしょうね。こんだけ上下すると疲れますね。
なお、水曜未明に発表されたFOMC議事録は大きなサプライズもなく通過です。
相場は火曜に大きく上げたものの、その後は力無く下落して引けています。
地政学リスクと金融引き締めのダブルパンチではリスク資産の株式相場に流れる資金は限定的ですね。
マザーズの約8.5%の下げは衝撃的です😅
S&P500のチャート分析
S &P500のチャートを分析していきましょう。
1/24 1番底:4222
2/2 高値①:4595
2/9 高値②:4590
ときて、下がっていっている所です。
まず、チャートの形状(フォーメーション分析)としては綺麗に下に抜けることが多いチャートです。
さらに、テクニカルインジケーターを確認すると
RSIは50を超えられず下へ。早いMACD Dead Cross。
出来高は上げの時に低く、下げの時に大きく下落トレンドが強いです。
現時点のテクニカル的な総合評価は「下落トレンド抜けられず」です。
想定シナリオ① 4222付近で2番底をつけて反転開始
想定シナリオ② 底抜けて下落トレンド加速
冷静にチャートで見ると②の方が可能性高いかもしれません。
4:6でシナリオ②でしょうか。
ただ、相場の動きは誰にも予測できないので、上記2つのシナリオを持ちつつ
相場の動きを見ながら冷静に対応しましょう。
長期投資資金であればそろそろ入れることを検討していいかもしれません。
私はここまでは来ないだろうというところに、S&P500関連商品を指値してます。
続いて一般的な2月相場のサイクルについて見ていきましょう。
こちらは過去20年間のS&P500のチャートの動きを合わせたチャートです。
2月の中旬辺りから下げていのが分かるかと思います。
2月相場は一年で最も弱い月の一つです。
今年も同じように動いており、ここまでの展開は想定通りです。
相場サイクルを考慮して立ち回ることが株式市場のKey to Successの一つです。
私の手法にも相場サイクルの概念を取り入れています。
仮想通貨のチャート分析
こちらイーサリアム(ETH)のチャートです。
仮想通貨は、最近は株に連動して動いています。
特にナスダックに似ていますね。
株と同様1/24に安値をつけて、ダブルトップを経て下落しています。
フォーメーション分析では、二つ目のトップ(370000)が一つ目(380880)より安いのでより弱い形です。
一方で、出来高分析では上げ日の出来高が大きく、下げ日の出来高が小さいので、上に行きたそうです。
仮想通貨、勢い良く上げて反転が期待されましたが
結局、金融引き締めの状況が決まらないと継続的な上昇は難しいと思われます。
一方で、仮想通貨が軟調でもNFTの価格が下がらないのは不思議ですね。
崩壊してもいいような環境なんですが(笑)
なんなら私が持ってるNFTちゃんの中でもジワジワ価格が上げているものもあります。
これとか。
流動性が低いのも一因ですが、腹が据わった投資家がマーケットを形成していることが大きな要因にかと思います(笑)
これ、NFTを買ってみないと気づかない相場の特徴ですので、安いものでいいので一度NFTを買ってみることを強くお勧めします。
2月の注目すべき経済指標/今後のスケジュール
2月の主要イベントはほぼほぼ通過しましたね。
イベントはないものの来週以降は、以下のようなヘッドラインで乱高下することが想定されます。
金利関係→FRBメンバーのコメント
ウクライナ関係→バイデン大統領、プーチン大統領、ウクライナの動きなどのニュース
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると来週のポイントは以下です。
・株式相場は2番底を探る展開。
・S&P500として4222をサポートとして下げ止まるか、底抜けるか注視。
・引き続き、ウクライナ情勢、FRBの金融引き締めの動向に注意。
この記事が皆さんの相場状況の理解に少しでも役立てば幸いです。
では良い週末をお過ごし過ごしください。
また来週相場でお会いしましょう♪
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