S&P500のチャート分析と相場状況の解説(2022年3月1週目)

週末恒例のS&P500のチャート分析と相場状況の解説をしていきます。
SNSには物騒な映像や画像が溢れかえっていて嫌なので、私のblogのサムネは平和の象徴ハトで今週もお届けします🕊

プーチンさん、No More Warでお願いします。

目次

Weekly Market Report

「5秒でわかる昨日のマーケット」のヘッドラインを振り返りましょう♪

月曜日 S&P500 -0.24%
ロシアのSWIFT(国際銀行間通信協会)排除を踏まえ下落して開始⇒停戦協議の行方で乱高下。

火曜日 S&P500 -1.55%
原油価格106ドルの大幅高、インフレ加速で株式市場下落。欧州市場が下げを牽引。

水曜日 +1.86%
パウエル議会証言「3月の25ベーシスポイント利上げは適切と判断」を受け安心感が広がり株価大幅高。

木曜日 S&P500 -0.53%
ウクライナ情勢、パウエル 議会証言あり軟調な展開。特にハイテクの売り圧が強い。

金曜日 S&P500 -0.79%
ロシア軍がウクライナ南部にあるザポロジエ原子力発電所を砲撃し、同原発を制圧。一気にリスクオフ、軟調な展開に。

引き続き今週もウクライナ情勢の悪化で軟調な展開でしたね。

まさに泥沼化の様相を呈してきました。

パウエルの議会証言は無事に通過し、反転を試すかと思いましたがロシアのザポロジエ原発を砲撃の報道を受け、下がってきてしまいました。

核関連の懸念は洒落にならないですね。。

この状況では、株式市場に資金が入ることはありませんね。

一方で、もし停戦協定に進展の兆しが見えれば、一気に株式市場に退避していた資金が戻ってくると思います。

停戦協定が結ばれる頃には既に株価は高くなっていると思うので、ウクライナ情勢改善の兆しが認められれば機動的に動ける準備をしておきましょう。

S&P500 チャート分析

S&P500 日足チャート

・25EMAで叩かれ下落
・ダウントレンド継続
・金曜は下髭つけて持ちこたえたものの厳しい展開
・高値から-10%付近を推移

なかなか厳しいチャートになっています。

ウクライナ情勢+インフレ+金融引き締め

まずは、ウクライナ情勢に改善の兆しがみえないことには、リスク資産の株式市場になかなか資金が入らない点かいですね。

チャートにもそれがよく表れています。

リスクを抑えるなら無理に買わずにしばらく調整が完了するのを待つのが王道かと思います。

一方で、セリクラのような状況になれば買っていってもよいかもしれません。

ポイントは、3/2の安値:4114付近ですね。

底抜けも覚悟の上で相場に向かう必要があります。

3月の主要な経済指標/今後のスケジュール

3/1 ISM製造業指数
3/2,3 パウエル議会証言
3/3 ISM非製造業指数
3/4 雇用統計
3/5~FOMC Fed(Federal Reserve System:中央銀行制度)高官ブラックアウト期間
3/9 テーパリング完了(Fedバランスシート最大)

3/10 CPI(消費者物価物価指数)
3/15,16 FOMC
3/18 メジャーSQ
3/29 日本権利付最終日
3/30 日本権利落ち日

スケジュール的にはパウエルの議会証言、雇用統計の重要イベントを無事に通過しました。

パウエル議会証言では「インフレが加速しない前提で3月の25ベーシスポイント利上げは適切と判断」ということでしたので、FOMCは無事に通過するかもしれませんね。

来週は、3/10にCPIがありますので要注目です。

まとめ

引き続きウクライナ情勢が尾を引く展開になりそうです。

ロシアが核を使ったとといった展開になると本当に世界に衝撃が走るので、ポジション持っている方はしっかり逆指値を設定してリスクをmitigationしておきましょう。

来週もウクライナ情勢のヘッドラインを注視です。


ではまた。

GMOクリック証券CFD

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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