おはようございますYOSHIです☺
前日のマーケットの概要を簡単に知りたいと思いませんか?
そんな忙しいあなたにのために、5秒で昨日のマーケットを把握できる記事を書きました。
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目次
昨日のマーケットの概要
【株式情報】
- 22日の米株式相場は反落
- S&P500 3936(1.65%下落)
NYダウ 32030(1.63%下落)
ナスダック 11669(1.60%下落) - FOMCは予想通り0.25ポイントの利上げを決定。2023年末の金利予測も据え置いたが、パウエル氏がインフレ鈍化の兆しが見られるまで利上げを継続する用意があると述べた
- イエレン税務長官は米国の銀行システムを安定化させるために「全面的な」預金保険を提供することを規制当局が検討していることはないと述べた
【パウエル議長声明まとめ】
- 金融システムでの銀行問題をFRBが協力し、断固とした措置をとったことを強調
- 金融システムの預金者の貯蓄は安全であり、銀行が必要に応じて資金繰りを支援するプログラムが作られた
- インフレ率は依然として高く、前回のFOMC以降、経済活動とインフレの勢いは強まっているが、過去2週間の金融システムの出来事は信用状況の引き締めをもたらし、経済に影響を及ぼす可能性が高い
- FOMCメンバーは追加的な政策形成が適切かもしれないとしており、内部で監督と規制を強化することについてレビューしている
【金利/為替情報】
- 米10年債利回り 3.43% (4.91%下落)
- 5月に再度25bpの利上げが行われる可能性が50%をやや上回るとの見方が織り込まれている一方、利下げ観測も強まっており、12月にはフェデラルファンド(FF)金利の実効レートが4.18%近辺に低下すると示唆されている
- ドルは対主要通貨で下落。ドル指数は5週間ぶりの安値を付けた。FOMCが利上げをした一方、引き締めサイクルの終了が近づきつつあると示唆したことが背景。
- 英インフレが市場予想を上回り、ポンドは上昇。ユーロも値上がりし、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派的な発言を受けて、強気となった。
【原油】
- ニューヨーク原油先物相場は輸出データが強気な内容で過去最高の日量1200万バレルに急増したことなどが追い風となり、1週間ぶりにバレル70ドルを上回って引けた。
【金】
- スポット価格は1%高の1オンス=1958.90ドルであり、FOMC政策発表前の金先物6月限は0.4%高の1966.60ドルで終了した。
- インフレが引き続き下方向の軌道にあるならば、これはコモディティーにとって良いニュースだとの見方がある。
昨日の相場のポイントと今日の一言
FOMCは「25bp利上げ、年内利下げは見込んでいない」と発表。これは想定通りの結果であり、発表後株価は上昇しました。一方でイエレン財務長官が「預金保護の大幅な引き上げは討していない」とコメントし、金融システム懸念から再度株価は下落しました。
今日の一言は「FOMC想定通り通過もイエレンの冷や水」です。金融システム崩壊懸念についてはナイーブに相場が反応するようです。
2月相場の振り返り
米国市場月間レポート:相場の現状分析と今後の展望
こんにちはYOSHIです。この記事では、月ごとの相場状況を振り返ります。 【相場サマリー】 2023年2月の相場は、反落の月となりました。これは、長期金利が大幅に上昇し…
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