おはようございますYOSHIです☺
前日のマーケットの概要を簡単に知りたいと思いませんか?
そんな忙しいあなたにのために、5秒で昨日のマーケットを把握できる記事を書きました。
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目次
昨日のマーケットの概要
主要指数の値動き
- 主要指数 揃って下落
- S&P500:3971 (-0.16%)
- NYダウ:32394(-0.12%)
- ナスダック:11716(-0.45%)
- ラッセル :1752(-0.06%)
米国株式相場のポイント
- 3月28日の米株式相場は小幅に下落。S&P500は4営業日ぶりに下落した。
- 長期金利が上昇し、ハイテク株が売りこまれた。ナスダック100指数は0.5%安。アップルやグーグル親会社アルファベットなど大型銘柄の下落が目立った。
- 金融システム崩壊が食い止められるとの観測が広がり、金融株からの資金ローテーションが進み、ハイテク株に利益確定売りが広がった。
- セントルイス連銀のブラード総裁は銀行セクターの混乱にもかかわらず、「適切な金融政策で今後もインフレ圧力を押し下げることができる」と述べた。米消費者信頼感指数は予想に反して改善したため、景気や労働市場の先行きに関して楽観的な見方が強まった。
経済指標
- 消費者信頼感指数(☆☆☆)結果:104.2 予想:101.0
金利
- 米10年債利回り: 3.57(+1.30%)
- 米30年債利回り 3.77(+0.27%)
- 米2年債利回り 4.08(+3.01%)
- 逆イールド状態継続。
- 米国債の利回りは上昇しており、市場が追加の金融引き締め政策を警戒している。ただし、5年債入札で需要が旺盛だったことから、利回りは伸び悩んだ。
- スカイランズ・キャピタルのシニアトレーダー、トム・ハーデン氏は、先週は金融混乱への懸念から米国債が買われたが、この懸念は今週に入ってからは弱まっていると指摘した。
- INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は、銀行混乱波及のニュースがないため金利が再び上昇していると述べたが、2回以上の利上げの織り込みは不可能であり、2年債利回りが4%付近で推移することを意味すると続けた。
為替相場
- ドル円:130.900(-0.36%)
- 過去9営業日で8日目の下落。
- ドル指数が続落。原油や金属価格の上昇を追い風に資源国通貨は値上がりした。
原油相場
- ニューヨーク原油先物相場は続伸
- WTIは前日比39セント(0.5%)高の1バレル=73.20ドルで終了した。
- 原油輸出が減少したことや、銀行メルトダウンに対する懸念後退が手掛かりとなっている。
- トルコから日量約40万バレルの原油積み出しが停止され、イラクとクルド人自治区との対立で世界的に原油供給が抑制されているため、WTIは1年3カ月ぶり安値から10%近く回復している。
金相場
- ニューヨーク金先物相場は、米株式市場の下落を背景に、3営業日ぶりに上昇。
- コモディティ取引所の金先物6月限は、前日比1%高の1オンス=1990.40ドルで引けた。
今日の一言
今日の一言は「相場の注目は再び長期金利-経済-インフレ-利上げの綱引きへ。」です。金融システム崩壊懸念が落ち着き、先週後半から長期金利が継続的に上昇しています。ここ数日、ハイテク株、ナスダックが大きく売られていますが長期金利の上昇が重しになっていそうです。金融システム崩壊懸念により長期金利は暴落していましたのでその揺り戻しが起こっているようです。金曜にPCEデフレーターが発表されますがこの結果待ちの展開になりそうです。
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