おはようございますYOSHIです。前日の米国株式市場の値動きやポイントをささっと振り返るための記事を書きました。忙しい朝にどうぞ。
米国株式市場の概要
主要指数の値動き
主要指数 まちまちな展開。
VIXは18.9。Fear&Greed指数は60で「GREED(楽観)」維持です。
- S&P500:+0.10%
- NYダウ:+0.29%
- ナスダック:-0.03%
- ラッセル2000:+1.02%
- 日経平均:+0.42%
- TOPIX:+0.56%
- マザーズ:+1.20%
相場が動いたポイント
- S&P 500は一時0.8%、ナスダック100は1.5%下げる局面もあったが引けにかけて上昇した。
- 先週金曜に発表された雇用統計を受け長期金利が大幅上昇。株式市場を押し下げる要因となった。
- アップルがパソコンの出荷台数が前年同期比約40%減少したと報道され下落(-1.60%)。
- テスラは5度目の値下げを発表し下落(-0.30%)。
- マイクロンテクノロジー、AMD、エヌディビアなどの半導体銘柄が上昇。
- NY連銀のウィリアムズ総裁は、今年のインフレ率は約3.75%程度、2025年までに2%のインフレ目標を達成することが予想される。インフレの見通しは不確実であり、失業率の安定に注目する必要がある。1970年代の金利の再現はないと予想される。と述べた。
- 日銀の上田新総裁が会見。現行の大規模緩和を当面維持する姿勢を示す。
米国セクター騰落率
昨日の米国市場の各セクターの騰落率について、上昇、下落それぞれの上位5セクターをピックアップしました。今、どのセクターに資金が入っているかの確認にどうぞ。
上昇セクター
半導体セクター:+1.80%
小型株セクター:+1.07%
航空セクター:+1.05%
工業セクター:+0.91%
エネルギーセクター:+0.80%
下落セクター
新興国セクター:-1.45%
公益セクター:-0.20%
ハイテクグロースセクター:-0.06%
経済指標
主な経済指標の結果を示します。Invensing.comを参照させていただいています
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。
- 本日は特になし。
米国債券相場
- 米2年債利回り:4.010(+1.69%)
- 米10年債利回り: 3.415(+1.16%)
- 米30年債利回り:3.627(+0.81%)
- 逆イールド状態継続。雇用統計の結果を受け上昇。
- 5月のFOMCにて25bp利上げ見通しが上昇。
為替相場
- ドル指数が上昇し、米国の利上げが1回行われるとの見方が市場に折り込まれた。
- 円は対ドルで下落。日銀の植田新総裁はイールドカーブコントロール政策とマイナス金利政策について継続が適当との見解を示した。
- ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者は、ドルが運転席に戻ったと指摘し、ドルの強さは米国の雇用統計を引き継いだものと述べた。
原油相場
- ニューヨーク原油先物相場は薄商いの中で反落。ドルの上昇が影響した。
- 原油相場は過去3週間で20%上昇したが、この日はリスク資産を敬遠する動きが見られた。
- 石油輸出国機構と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が今月初旬に減産を発表したことで原油に対する強気な見方が広がったが、一部指標は需要の弱さを示唆している。
- ドル上昇が原油相場の微調整につながり、根強いインフレが一段の米利上げを促すことが予想され、ドルにとっては強材料で、原油にとっては短期的にマイナスだという見方がある。
- NYMEXのWTI5月限は1バレル=79.74ドルで終了し、ロンドンICEの北海ブレント6月限は84.18ドル。
金相場
- ニューヨーク金相場は続落。
- 米雇用統計で追加利上げ観測が補強されたと投資家は受け止めた。
- 金スポット価格はニューヨーク時間午後3時14分現在、1オンス=1990.46ドルで0.9%安。COMEXの金先物6月限は前営業日比1.1%下げて2003.80ドルで終了した。
今日の一言
今日の一言「雇用統計の結果を折り込み☺」
先週金曜に雇用統計が発表されましたが米国市場休場であったため、今日の市場に折り込まれました。動きとしては長期金利が大きく上昇、ハイテク株を中心に下落しました。しかし、そこからジワジワと上昇し長い下髭をつけて引けました。売り圧力が解消されよいチャートが描かれています。今週は、CPIとPPIがありますので、これらの結果を待つ展開になるでしょう。
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では今日も一日頑張りましょう♪
今週の経済指標
今週の経済指標の予定をまとめました。今週は消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)に注目です。
米国市場:先週一週間のハイライト(2023年4月1週目)
こちらの記事では、先週一週間の相場を振り返っています。振り返りにどうぞ。
今週も約4500文字(笑)
先週は、グロースからディフェンシブへの資金ローテーションが起こった一週間でした。
米国株月間レポート(2023年3月)
2023年の3月相場のまとめ記事です。こちらも約4500文字の大作です。ご一読いただけると嬉しいです。
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