おはようございますYOSHIです。前日の米国株式市場の値動きやポイントをささっと振り返るための記事を書きました。忙しい朝にどうぞ。
米国株式市場の概要
主要指数の値動き
主要指数 まちまちな展開。
VIXは19.1。Fear&Greed指数は60で「GREED(楽観)」維持です。
- S&P500:+0.00%
- NYダウ:+0.29%
- ナスダック:-0.43%
- ラッセル2000:+0.96%
- 日経平均:+1.05%
- TOPIX:+0.78%
- マザーズ:+0.70%
相場が動いたポイント
- S&P500 前日とほぼ変わらず。本日21:30発表の消費者物価指数(CPI)を前に方向感のない展開。
- 国際通貨基金(IMF)はIMFは世界の成長率を、今年が2.8%、来年が3%と予想し、1月時点からそれぞれ0.1ポイント引き下げた。金融引き締めとロシアのウクライナ侵略からの圧力による金融セクターのストレスが世界成長率見通しの引き下げに影響したと発表した。 先進国成長率見通しは1.3%であり、日本の成長率見通しは1.3%、米国の成長率見通しは1.6%と予想している。
- 米大手投資会社バークシャー・ハサウェイのCEOであり世界的に知られる投資家のウォーレン・バフェット氏が来日。日本企業への投資に意欲を示す。日本の5大商社への投資について、株式保有比率をそれぞれ7・4%まで高めたことも明らかにした。
米国セクター騰落率
昨日の米国市場の各セクターの騰落率について、上昇、下落それぞれ最大上位5セクターをピックアップしました。今、どのセクターに資金が入っているかの確認にどうぞ。
上昇セクター
ヘルスケアセクター:+1.97%
航空セクター:+1.53%
コモディティセクター:+1.00%
エネルギーセクター:+0.95%
金融セクター:+0.87%
下落セクター
ハイテクグロースセクター:-0.64%
半導体セクター:-0.56%
経済指標
主な経済指標の結果を示します。Invensing.comを参照させていただいています
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。
- 本日は特になし。
米国債券相場
- 米2年債利回り:4.033(+0.79%)
- 米10年債利回り: 3.432(+0.32%)
- 米30年債利回り:3.625(-0.30%)
- 逆イールド状態継続。CPIの発表をわずかに上昇。
為替相場
- 主要10通貨の大半に対してドルが下落し、ドル指数は4営業日ぶりに下落した。
- 円は対ドルで前日比ほぼ変わらずの1ドル=133円台後半。
- 日本銀行の植田和男新総裁が就任会見で示したハト派的なスタンスについて、アナリストらは長続きしないとみている。
- トロント・ドミニオン銀行のストラテジストは、今後数カ月の大幅なドル調整を引き続き想定しており、上昇も売りの機会として活用することを勧めている。多くは目先のデータ、特に3月のCPIにかかってくると分析した。ただし、来月の米追加利上げ観測に支えられ、ドルの下落トレンドは短期的にやや鈍る可能性もあるとした。
原油相場
- ニューヨーク原油先物相場は反発して、バレル当たり81ドルを上回って引けた。
- 米エネルギー情報局(EIA)は、向こう2年間、供給が需要を上回るとの見通しを公表したが、相場は勢いを維持した。
- 市場の主要指標は堅調さを示唆しており、北海ブレント原油先物の2023年12月限と24年12月限のスプレッドは拡大している。
- オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は、原油相場はタイトな状態が続く見通しであると述べた。
- ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI 5月限は、前日比1.79ドル(2.2%)高い1バレル=81.53ドルで終了した。
- ロンドンICEの北海ブレント6月限は、1.43ドル上昇し、85.61ドルとなった。
金相場
- ニューヨーク金相場はドル安を受けて反発。
- 投資家は米国で週内に発表されるインフレ指標や小売売上高の発表を待っている。
- コタク・セキュリティーズの商品調査責任者ラビンドラ・ラオ氏は、金相場の中長期的見通しが強気であることに変わりはないと指摘。
- 金スポット価格はニューヨーク時間午後3時34分現在、0.7%高の1オンス=2005.63ドル。
- ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、15.20ドル(0.8%)高の2019ドルちょうどで終了した。
今日の一言
今日の一言「消費者物価指数(CPI)待ち☺本日21:30発表」
昨日の米国市場はほぼ動かずでした。本日21:30発表のCPI待ちの展開でポジション調整だけ行われた形です。本日のCPIは、インフレが再燃しているかに注目が集まります。次回5月のFOMCの利上げ予想は25bp利上げ予想が約64%と主流になっています。結果で上下に大きく動く可能性がありますが、追加利上げが想定されており、インフレが大きく再燃する結果が出れば株価は下がりますがよっぽどの結果でなければ大きく荒れないのではと個人的には思います。
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では今日も一日頑張りましょう♪
今週の経済指標
今週の経済指標の予定をまとめました。今週は消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)に注目です。
米国市場:先週一週間のハイライト(2023年4月1週目)
こちらの記事では、先週一週間の相場を振り返っています。振り返りにどうぞ。
今週も約4500文字(笑)
先週は、グロースからディフェンシブへの資金ローテーションが起こった一週間でした。
米国株月間レポート(2023年3月)
2023年の3月相場のまとめ記事です。こちらも約4500文字の大作です。ご一読いただけると嬉しいです。
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