この記事では、4月の米国市場を振り返ります。主要指数の値動きや相場を動かしたポイント、経済指標等について確認しましょう。
米国株式市場:2023年4月相場のハイライト
主要指数の値動き
主要指数はラッセル2000とマザーズを除き上昇しています。長期金利は小動きVIXは大きく下落しています。
2023年はここまでは強い展開です。
- S&P500:+1.46%
- NYダウ:+2.48%
- ナスダック:+0.04%
- ラッセル2000:-1.86%
- 日経平均:+2.91%
- TOPIX:+2.69%
- マザーズ:-0.56%
月間セクター騰落率
月間のセクター騰落率です。半導体とクリーンエネルギーセクターの下落が酷いですね。上昇はインド、ヘルスケア、生活必需品。意外にも金融セクターが上昇しています。
ハイテクグロース(QQQ):+0.51%
半導体(SOX):-7.30%
クリーンエネルギー(PBD):-5.61%
小型株(IWM):-1.79%
金融(XLF):+3.17%
工業(XLI):-1.17%
素材(XLB):-0.14%
エネルギー(XLE):-2.78%
コモディティ(DJP):-0.95%
ヘルスケア(XHE):+4.48%
生活必需品(XLP):+3.65%
公益(XLU):+1.91%
航空(JETS):-3.01%
一般消費財(XLY):-1.12%
インド(EPI):+4.79%
新興国(FM):-0.94%
主な出来事
2023年4月の米国市場は少し特殊な動きになりました。前半3週間は大きな経済指標が発表されてもあまり大きく動きませんでした。ところが4週目に大きく動きました。ファースト・リパブリック・バンクが企業決算と緊急貸出制度の利用が制限されるとの報道を受け急落。最終的には経営破綻しました(JPモルガンが買収)。相場はここで大きく下落、レンジを底抜けるかと思われましたが、マイクロソフト、メタプラットフォームなどのハイテク企業の決算が好調で相場の下支えとなり、最終的にレンジを上に抜けて終わりました。
今月の一言
『ながーいモミモミからの上抜け🚀』
2023年4月相場は終始モミモミしていた印象です。上抜けるかなと思えばレンジで押さえつけられ、底抜けるかなと思えばサポートされる。ロングもショートもかなかストレスフルな一カ月でした。しかし最後の週には、一旦下に大きく下落した後に上抜けとなりました。FRB(米国中央銀行)の利上げは最終局面を迎えておりまさかこんなに足踏み相場になるとは思いませんでしたが、景気悪化による金融不安が重しになったという状況です。一年で最も強い月である4月が不発に終わり肩透かしを食らったような気分です。5月は「Sell in May」の月ですので注意していきましょう。
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