5秒でわかる米国市場(2023年4月20日)

毎日米国株

おはようございますYOSHIです。前日の米国市場のポイントをさっと振り返るための記事を書きました。忙しい朝にどうぞ。

目次

米国株式市場の概要

主要指数の値動き

主要指数 揃って上昇。
VIXは16.46。Fear&Greed指数は68で「GREED(楽観)」から変わらず。

  • S&P500:-0.01%
  • NYダウ-0.33%
  • ナスダック:+0.03%
  • ラッセル2000:+0.22%
  • 日経平均-0.18%
  • TOPIX:-0.02%
  • マザーズ:-0.28%
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相場が動いたポイント

  • イギリスのCPI(消費者物価指数)が予想を上回り下落スタート→引けにかけて戻す展開。
  • イギリスCPI
    前年比 結果:10.1% 予想:9.8%、CPIコア指数(前年比、除自動車) 結果:6.2% 予想:6.0%と予想を下回る。インフレ懸念が継続。
  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
    米経済活動がここ数週間に足踏み状態にあると指摘。雇用とインフレが減速し、与信が減ったと記された。今回の報告は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻直前の3月8日に公表された前回のベージュブックよりもトーンが弱まった。
  • 米テスラの第1四半期決算
    売上高はアナリスト予想とほぼ一致する233億3000万ドルで、一部項目を除いた1株利益は86セントの市場予想をわずかに下回る85セント。テスラは、積極的な値下げにより利益率が圧迫され、営業利益率は前四半期の16%や1年前の19.2%から11.4%に低下。利益率低下を嫌気し時間外で約4%下落。

米国セクター騰落率

昨日の米国市場の各セクターについて上昇、下落それぞれ最大上位5セクターをピックアップしました。資金が入っている資金の確認にどうぞ。

上昇セクター
 ヘルスケアセクター:+1.95%
 航空セクター:+1.64%
 公益セクター:+0.77%

 金融セクター:+0.24%
 小型株セクター:+0.13%

下落セクター
 コモディティセクター:-1.41%
 半導体セクター:-1.02%
 クリーンエネルギーセクター:-0.42%
 エネルギーセクター:-0.35%

 素材セクター:-0.28%

フォローしているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

経済指標

主な経済指標の結果を示します。
Invensing.comを参照させていただいています。
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。

  • 原油在庫 (3月) (☆☆☆)
    結果:-4.581M 予想:-1.088M

原油在庫とは?
米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表する原油在庫量は、米国の企業が在庫として保有する商業用原油量を週間で測定している。在庫量は石油製品の価格に影響を与え、インフレや他の経済動向にも影響を与える可能性がある。原油在庫量が増加する場合は需要の低迷を意味し、原油価格には売り材料となる。在庫量が減少した場合は需要の増加を意味し、原油価格の買い材料と解釈される。
出典:Investing.com https://jp.investing.com/economic-calendar/ny-empire-state-manufacturing-index-323

債券相場

  • 米2年債利回り:4.248(+0.97%
  • 米10年債利回り: 3.591(+0.22%
  • 米30年債利回り:3.782(-0.34%
  • 逆イールド状態継続。
  • 短期金利が上昇。

※逆イールドとは?
短期金利が長期金利を上回り、イールドカーブ(利回り曲線)が右下がりの曲線となっている状態のこと。市場関係者が将来的に金利が下がるとみている場合に起こる現象で、一般的に景気後退の兆候として捉えられる。
出典:野村證券 証券用語解説集 https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ki/A02007.html

為替相場

  • 米ドルが上昇し、ブルームバーグ・ドル指数は前営業日比0.21%増の1226.82を記録。
  • イギリスの消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びたため、ポンドが値上がりし、イングランド銀行が追加利上げを実施するとの見方が強まった。
  • ドル/円は1ドル=134円台後半に上昇し、日銀がイールドカーブコントロール政策を修正することに慎重な意見が広がっているとの報道に反応した。

原油相場

  • 原油先物相場は反落し、WTI原油は1バレル=80ドルを割り込んだ。
  • 米原油在庫は減少したものの、需要懸念が再び強まっている。
  • 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の減産による影響が鈍らせている。
  • 市場の関心は需要に集中しており、米エネルギー情報局(EIA)の統計が「需要低迷の懸念を払拭することはないだろう」と指摘された。
  • 前週の米原油在庫は460万バレル減少した。
  • WTI先物5月限は1.70ドル下落し、1バレル=79.16ドルで終了した。

相場

  • ニューヨーク金相場は反落。
  • スポット価格は1.8%下落し、1オンス=2000ドルを下回った。
  • サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏は、金相場の動きが「数週間にわたる力強い買いの後の典型的なロングスクイーズ」だと指摘した。
  • 次のテクニカル上の支持線は1オンス1955-1960ドルになるとの見方を示した。
  • ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、12.40ドル(0.6%)安い2007.30ドルで引けた。
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今日の一言

今日の一言欧州のインフレ悪化に警戒🔥

イギリスのインフレは収まるどころか悪化しています。ウクライナ戦争の影響もあるとは思いますが欧州発のリスクが顕在化してくることがあるので注意しておきましょう。経済は繋がっていますからね。

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今週の経済指標

今週の経済指標の予定をまとめました。今週はニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀の製造業景気指数や製造業購買管理者指数、マーケット総合PMI 、サービス業購買部協会景気指数に注目です。

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米国市場:先週一週間のハイライト(2023年4月2週目)

こちらの記事では、先週一週間の相場を振り返っています。振り返りにどうぞ。

主要指数の値動き
主要指数 揃って上昇。VIX 17.07。Fear&Greed指数 67で「GREED(楽観)」維持。
・S&P500:+0.79%
・ナスダック:+0.29%
・NYダウ:+1.20%
・ラッセル2000:+1.52%
・日経平均:+3.54%
・TOPIX:+2.71%
・マザーズ:+3.58%-2.54%
先週のポイント
・雇用統計を折り込み
・消費者物価指数(CPI)は予想を下回りインフレ再燃は認められず
・生産者物価指数(PPI)は予想を下回り積極的な利上げサイクルが終わりに近づきつつあるとの見解を後押し
・ウォラーFRB理事のコメントを受け利上げ観測が再び高まる(5月25bp利上げが濃厚)
週末の一言
『揉みあいながらジワジワ上昇。決算相場へ🏢』

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米国株月間レポート(2023年3月)

2023年の3月相場のまとめ記事です。こちらも約4500文字の大作です。ご一読いただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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