好調なハイテク企業の決算(マイクロソフト、グーグル、メタ)を受け大幅上昇の一日

米国株

米国市場のポイントをまとめました。「今日の一言」では個人投資家の目線で思うことをコメントしています。

目次

米国市場のポイント

主要指数の値動き

主要指数 まちままちの展開。
VIXは17.03。Fear&Greed指数は59で「GREED(楽観)」復帰。

  • S&P500:+1.96%
  • NYダウ+1.57%
  • ナスダック:+2.43%
  • ラッセル2000:+1.20%
  • 日経平均+0.15%
  • TOPIX:+0.43%
  • マザーズ:-0.10%
米国株

相場が動いたポイント

  • ハイテク企業の好決算(マイクロソフト、グーグル、メタ)を受けハイテク株が上昇を牽引。
  • メタ・プラットフォーム(旧Facebook)
    前日好決算を発表したことで+14%の大幅高。
  • アアゾン決算
    売上高、一株利益(EPS)共に市場予想を上回る。時間外約1.3%の上昇。
    ● 売上高:$127.4B (市場予想:$124.55B)
    ● EPS:$0.31 (市場予想:$0.21、)
  • フェデレーテッド・ハーミーズの世界株式担当シニアポートフォリオマネジャー、ルイス・グラント氏は「テクノロジー株で大きな反応が見られる。こうした企業では先に実施したコスト効率化の取り組みが実を結び始めつつある」「投資家センチメントは引き続きあらゆる点で世界経済と同様に脆弱で、決算シーズンは企業の総体的な健全性の見通しを提供するとして、強く待ち望まれていた」と述べた。

米国セクター騰落率

昨日の米国市場の各セクターについて上昇、下落それぞれ最大上位5セクターをピックアップしました。資金が入っている資金の確認にどうぞ。

上昇セクター
 ハイテクセクター:+2.72%
 一般消費財セクター:+2.64%
 クリーンエネルギーセクター:+2.14%

 工業セクター:+1.98%
 金融セクター:+1.61%

下落セクター
 ヘルスケアセクター:-0.01%

フォローしているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

経済指標

主な経済指標の結果を示します。
Invensing.comを参照させていただいています。
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。

  • 国内総生産(GDP)(前四半期比)(☆☆☆)
    結果:1.1% 予想:2.0%
  • GDP物価指数(☆☆☆)
    結果:4.0% 予想:3.7%
  • 失業保険申請件数(☆☆☆)
    結果:230K 予想:248K

債券相場

  • 米2年債利回り:4.081(+3.45%
  • 米10年債利回り: 3.528(+2.47%
  • 米30年債利回り:3.756(+1.40%
  • 逆イールド状態継続。
  • 金利上昇継続。
  • BMOキャピタル・マーケッツの米金利ストラテジスト、ベン・ジェフリー氏は「市場はインフレの数字に反応している」と指摘。ただし、失業保険申請件数が予想を下回り、「労働面の堅調な数字」も同時に公表されたと付け加えた。

※逆イールドとは?
短期金利が長期金利を上回り、イールドカーブ(利回り曲線)が右下がりの曲線となっている状態のこと。市場関係者が将来的に金利が下がるとみている場合に起こる現象で、一般的に景気後退の兆候として捉えられる。
出典:野村證券 証券用語解説集 https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ki/A02007.html

為替相場

  • 外国為替市場ではドルがほぼ変わらず。
  • 米経済指標で成長鈍化とインフレ加速が示唆される中、日中は荒い値動きだった。
  • ドルは対円では上昇し、1ドル=133円台後半。一時は134円20銭
  • バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらは「米利上げサイクルの終了が近づきつつある中、世界のマクロ見通しは従来のドル過大評価が中期的に巻き戻されることを示唆すると、引き続き予想する」とレポートに記した。

原油相場

  • ニューヨーク原油先物相場は小幅に反発。
  • ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、前日まで2日間の下げが計5%を超える。
  • NYMEXのWTI先物6月限は前日比46セント(0.6%)高の1バレル=74.76ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は68セント(0.9%)上昇し、78.37ドル。
  • レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ氏は「現在続いている決算発表や、ここ数週間に公表されたマクロ経済データは、リセッション(景気後退)リスクについて強弱入り交じったシグナルを送っている」と指摘。「原油相場がやや方向感を失っているのはそのためであり、いずれの方向に対しても確信がない」と述べた。

相場

  • ニューヨーク金先物相場は小幅に反発。
  • 二ューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前日比3ドル(0.2%)高の1オンス=1999ドルちょうどで引けた。スポット価格はニューヨーク時間午後3時41分現在、0.1%安の1987.66ドル。
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今週の経済指標

今週一週間の経済指標の予定をまとめました。今週は国内総生産(GDP)と個人消費支出(PCE)物価指数に注目です。また企業決算に注目です。

毎日米国株

決算発表予定
4/25 after market
 マイクロソフト、グーグル
4/26 after market
 メタ(旧フェイスブック)
4/27 after market
 アマゾン、インテル

国内総生産(GDP)とは?
国内総生産(GDP)は、米国において新しく生産・提供された財やサービス全ての金額の合計。経済成長率はこのGDPがどれくらい伸びたかを示す。同指数には名目GDPと実質GDPがあり、名目GDPは金額をそのまま合計したものだが、実質GDPは物価変動による影響を除いて算出される。同指数は同国経済活動の最も総合的な指標であり、経済状況を示している。速報値、改定値、確報値と発表は3回あるが、最も注目されやすいのは速報値だ。

個人消費支出(PCE)物価指数とは?
PCE物価指数はPCEデフレーターとも呼ばれ、全米のすべての国内個人消費物価の平均的上昇を示す指標です。通貨への影響は両方向に進みうるもので、CPIの上昇は金利の上昇と自国通貨の上昇を誘発することがあり、一方で不景気の間はCPIの上昇は景気後退の深まりとそれによる自国通貨の下落を誘発することがあります。

出典:Investing.com: https://jp.investing.com/economic-calendar/

今日の一言

今日の一言 決算旋風

前日まで下げ一辺倒だった相場は、ハイテク企業の良好な決算を受け強く反発。金融不安も一旦折り込んだ形です。大きく下落したことで需給が整理されました。ショートカバーと良好な決算が後押しした形です。モミモミの下限を何とか維持しましたね。次の展開は上値を抜けるかモミモミが続くか。さてどうなるか。

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ここから下は先週一週間と、先月のまとめ記事です。
まだ読まれていない方はご参考ください。

米国市場:先週一週間のハイライト(2023年4月3週目)

こちらの記事では、先週一週間の相場を振り返っています。振り返りにどうぞ。

主要指数の値動き
小動き。VIX 16.76。Fear&Greed指数は 65で「GREED(楽観)」維持。
 S&P500:-0.10%
 ナスダック:-0.42%
 NYダウ:-0.23%
 ラッセル2000:+0.58%
 日経平均:+0.25%
 TOPIX:+0.81%
 マザーズ:-0.49%

先週のポイント
テスラ、ネットフリックスなどのハイテク企業やゴールドマンサックス、バンクオブアメリカなどの銀行の決算が発表され、相場は一喜一憂。イギリスのCPI(消費者物価指数)が予想を上回り、地味に相場の上値を抑える。

5月のFOMCでの利上げ予想
据え置き予想が22.0%、25bp利上げ予想が78.0%

週末の一言
企業決算で右往左往

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米国株月間レポート(2023年3月)

2023年の3月相場のまとめ記事です。こちらも約4500文字の大作です。ご一読いただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

※当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています※

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