米国債務上限交渉を巡るプロレスに決着がつかず株価はピークアウト 日経平均9日ぶりの反落

日経平均 個人投資家

米国債務上限交渉のプロレスが終わりません。バイデン大統領とマッカーシー下院議長は日本時間23日午前6時半に交渉を行ったものの妥結にいたらず。前日まで上昇していた株価は大幅下落となりました。日経平均も9日ぶりに反落。経済産業省が半導体製造装置の輸出規制強化を行うと発表したことをきっかけに31352円→30828円と約500円の急落を演じています。
本日も個人投資家目線で米国市場の動向をまとめていきます。

目次

米国市場のまとめ

S&P500等の主要指数の動き

『主要指数 揃って大幅下落』

指数騰落率
S&P500-1.12%
ナスダック-1.26%
NYダウ-0.69%
ラッセル2000-0.43%
米国10年債金利-0.62%
VIX18.53(+7.67%)
Fear&Greed66(GREED)
債務上限 プロレス

相場のポイント

債務上限 プロレス

米債務上限を巡る協議

バイデン米大統領とマッカーシー下院議長が交渉を行いましたが妥結にいたらず。株価は大幅下落となりました。両氏の会談は1時間余り行われ、大統領は「建設的な会合」だったと言明。マッカーシー氏も終了後に「今夜のトーンは以前のどの協議の機会よりも良好だった」と語りました。また、早ければ6月1日にも米政府の資金が底をつく恐れがあるとしたイエレン米財務長官の警告について、下院共和党の間では不信感が広がっています。このままではデフォルト(債務不履行)に陥るとした同長官の見方も疑問視されており、逆に債務上限を引き上げる緊急性を打ち消しかねない動きとなっています。

日経平均9日ぶりに反落 高値から約500円の急落

日経平均は9日ぶりに反落。経済産業省が高性能な半導体製造装置の輸出規制強化を行うと発表したことをきっかけに31352円→30828円と約500円の急落。対象は洗浄や成膜、熱処理、露光、エッチング、検査などの23品目。今年3月には7月に規制強化の予定としていた。発表を受け、東京エレクトロン株が一時前日比2.9%安となったほか、アドバンテストやディスコ、SCREENホールディングスなどの関連株が下落に転じている。

セクター騰落率

上昇、下落それぞれ最大上位5セクターをピックアップしました。

セクター上昇率
エネルギー+1.07%
上昇セクター
セクター下落率
ヘルスケア-2.80%
素材-1.55%
ハイテクグロース-1.27%
工業-1.20%
半導体-1.17%
下落セクター

確認しているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

経済指標の結果

サービス業購買部景気指数 (5月)☆☆☆
結果:55.1 予想:52.6

新築住宅販売戸数 (4月)☆☆☆
結果:683K 予想:663K

Invensing.comを参照させていただいています。いつもありがとうございます。
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。

今週の経済指標

GMOクリック証券 CFD

今週の経済指標の予定をまとめました。FOMC議事要旨国内総生産(GDP)個人消費支出(PCE)物価指数ミシガン大学消費者信頼感指数に注目です。

今日の一言

債務上限 プロレス

プロレスの決着がつかず株価はピークアウト

米国債務上限交渉はモミモミ継続で株価は大幅下落となりました。チャート的には綺麗にピークアウトの形になったためしばらく調整の展開となりそうです。約一カ月半続いたレンジ相場を上抜け、かなり上昇しそうなチャートでしたが現実はなかなかうまくいかないものです。とはいえ基本的に債務上限交渉はプロレスと思いますし、デフォルト(債務不履行)に至らず合意すると思われます。リスク管理はしつつも買い戻しのチャンスを狙っていきたいです。

毎日TwitterInstagramで発信しています。
blogランキングもポチっとしていただけると励みになります。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

お勧めの証券口座:GMOクリック証券 CFD取引

GMOクリック証券 CFD メリット

私は約7年ほど投資をしていますが、短期トレードはGMOクリック証券【CFD】を愛用しています。CFDと聞くとレバレッジをかけてリスクが高いイメージがありますが、レバレッジをかけずに取引することもできまますので、実質、現物取引と変わりません。手数料無料、幅広い銘柄にロングもショートもできる、アプリが使いやすいと3拍子揃った証券口座です。

CFD(Contract for difference)とは?
CFDはContract for difference 「差金決済取引」。差金決済取引とは、「差額だけをやり取りする」取引です。つまり、利益が出たら利益分のみ受取、損失が出たら損失分のみを支払う形で取引を行います。
出典:GMOクリック証券【CFD】

GMOクリック証券CFD

先週/先月のまとめ記事

GMOクリック証券CFD
日経平均 個人投資家

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

※当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています※

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる