エヌビディア(NVDA)が脅威の+24%の大幅上昇。時価総額は1兆ドル(約139兆円)に接近しました。アナリストのクリストファー・ローランド氏の「エヌビディアが採掘に必要な全てのつるはしとシャベルを売っている」とのコメントが印象的でした。債務上限交渉は未だ妥結に至らずプロレス継続中。早く合意して欲しいものです。
本日も個人投資家目線で米国市場の動向をまとめていきます。
米国市場のまとめ
S&P500等の主要指数の動き
『主要指数 明暗分かれる』
指数 | 騰落率 |
---|---|
S&P500 | +0.88% |
ナスダック | +1.71% |
NYダウ | -0.11% |
ラッセル2000 | -0.70% |
米国10年債金利 | +2.08% |
VIX | 19.14(-4.44%) |
Fear&Greed | 63(GREED) |
相場のポイント
エヌビディア(NVDA)が相場を牽引
エヌビディア(NVDA)が決算発表を受け+24%の大幅上昇。半導体、AI、ハイテク関連銘柄(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ+11%。ASMホールディングス+6.25%、マイクロソフト+3.85%、C3.ai +2.01%など)に上昇が波及しています。各証券会社はエヌディビアのレーティングを引き上げ。時価総額は1兆ドル(約139兆円)に接近しています。アナリストのクリストファー・ローランド氏は「新たなゴールドラッシュが到来したような感じだ。エヌビディアが採掘に必要な全てのつるはしとシャベルを売っている」と指摘。
米債務上限を巡る協議
債務上限交渉は、未だ妥結に至らず。バイデン大統領は歳出額の2年凍結案を提示したことを明らかにし、生産的な協議が行われており交渉は妥結するだろうとの認識を示しました。共和党交渉担当者の1人であるマクヘンリー下院金融委員長はバイデン政権側との意見の相違は埋まりつつあると説明しました。
セクター騰落率
上昇、下落それぞれ最大上位5セクターをまとめました。
セクター | 上昇率 |
---|---|
半導体 | +6.81% |
ハイテクグロース | +2.43% |
航空 | +1.23% |
インド | +0.49% |
工業 | +0.33% |
セクター | 下落率 |
---|---|
エネルギー | -1.78% |
ヘルスケア | -1.56% |
コモディティ | -1.43% |
公益 | -1.34% |
クリーンエネルギー | -1.09% |
経済指標の結果
国内総生産 (前期比) (Q1)
結果:1.3% 予想:1.1%
GDP物価指数 (前期比) (Q1)
結果:4.2% 予想:4.0%
Invensing.comを参照させていただいています。いつもありがとうございます。
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。
今週の経済指標
今週の経済指標の予定をまとめました。FOMC議事要旨、国内総生産(GDP)、個人消費支出(PCE)物価指数、ミシガン大学消費者信頼感指数に注目です。
今日の一言
『AIに実需の波』
昨晩の米国市場はエヌビディアが鮮烈なインパクトを残しました。影響は台湾、欧州市場など世界中に波及しています。新しいテクノロジーが世に出てから企業が利益を出せる実需フェーズに入るには数年のタイムラグがあるのが通常ですが、AIは既に実需フェーズに入っているようです。正直驚いています。まぁこれは私が知らなかっただけで、これまでコツコツと研究開発してきたものが花開いた状況で、エヌビディアの研究者は「やっと世界が俺たちに追い付いたか」と思っているかも知れません。投資で成功するにはトレンドの把握は非常に重要です。今のエヌビディアの株に飛びつくのは高値掴みのリスクがあるものの、AIのビッグトレンドは意識して投資していきましょう。
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