米国市場 は反落して一週間がスタート。アップルがMR(複合現実)ヘッドセット「ビジョン・プロ」を発表。アップル株は出尽くしで下落に転じ、相場全体に利益確定売りが広がりました。
この記事では個人投資家目線で前日の米国市場のポイントをまとめました。株式市場が上下した理由、経済指標、マクロ環境などを把握しあなたの投資判断の参考にしていただければと思います。
米国市場のまとめ
S&P500等の主要指数の動き

指数 | 騰落率 |
---|---|
S&P500 | -0.20% |
ナスダック | -0.59% |
NYダウ | -0.09% |
ラッセル2000 | -1.32% |
米国10年債金利 | -0.57% |
VIX | 14.72(+0.75%) |
Fear&Greed | 73(GREED) |
相場のポイント

アップルは待望の複合現実(MR)ヘッドセット、ビジョン・プロを発表
アップルは待望の複合現実(MR)ヘッドセット「ビジョン・プロ」を発表。8年前にスマートウオッチを発売して以来の主要な新製品。2024年初めの発売を予定しており価格は3499ドル。ティム・クックCEOは「ユーザーはこの製品を通して見るのであり、この製品を見るのではない。アップルとしては初めてのプロダクトだ」「旅立ちを意味する」と語る。発表前にアップルの株価は日中ベースの上場来高値を更新していたが、失速。米国市場は全体に利益確定売りが広がる。
ISM非製造業景気指数
ISM非製造業景気指数は50.3(予想:51.8)と予想を下回る。新規受注は52.9に低下し受注残の指数は14年ぶりの低水準。仕入れ価格指数は56.2と前月から3ポイント余り低下、インフレ圧力鈍化。サプライチェーンの問題はほぼ収束。
米証券取引委員会(SEC)がバイナンスとCZ CEOを米証券規則違反で提訴
米証券取引委員会(SEC)は、世界最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者であるバイナンス・ホールディングスと同社のCZ CEOを米証券規則違反で提訴。未登録の取引所の運営や取引管理を巡る虚偽の説明、未登録証券の販売などで同社が投資家保護規則を無視していたとSECは主張。このニュースを受け仮想通貨は全面安。
セクター騰落率
上昇/下落 最大5つピックアップ。
セクター | 上昇率 |
---|---|
公益 | +0.48% |
一般消費財 | +0.30% |
コモディティ | +0.10% |
ハイグロ | +0.07% |
セクター | 下落率 |
---|---|
半導体 | -1.64% |
小型 | -1.34% |
工業 | -0.69% |
エネルギー | -0.66% |
ヘルスケア | -0.62% |
経済指標の結果
ISM非製造業景気指数☆☆☆
結果:50.3 予想:51.8
サービス業購買担当者景気指数☆☆☆
結果:54.9 予想:55.1
経済指標はInvensing.comを参照。いつもお世話になります。
(出典:https://jp.investing.com/economic-calendar/)。
今日の一言

『利益確定売りから一週間がスタート』
今週も始まりました。週の始まりは一旦の利益確定売りからスタートです。きっかけはアップルの新商品「ビジョン・プロ」の発表。アップル株は日中に一時上場来高値を更新しましたが反落。ちなみにメタバース関連の仮想通貨も大幅下落しています。バイナンスとCZ CEOの提訴のニュースも影響していると思われます。今週は大きな経済指標の発表はないもののしばらく調整入りでしょうか。相場を牽引していたエヌビディアや半導体セクターも利益確定売りにおされています。焦らず取引していきましょう。
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今週の経済指標

今週の経済指標の予定をまとめました。今週はあまり大きな経済指標はないです。ISM非製業指数で経済状況を確認しましょう。
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