米国市場は先週からの流れが続き利益確定売りが先行。一方、住宅関係の経済指標が発表され堅調は住宅市場の結果が示されました。この記事では個人投資家目線で前日の米国市場のポイントをまとめました。株式市場が上下した理由、経済指標、マクロ環境などを把握しあなたの投資判断の参考にしてください。
米国市場のまとめ

指数 | 騰落率 |
---|---|
S&P500 | -0.47% |
ナスダック | -0.16% |
NYダウ | -0.72% |
ラッセル2000 | -0.42% |
米国10年債金利 | -2.51% |
VIX | 13.88(-2.18%) |
Fear&Greed | 79 (EXTREAME GREED) |
主要指数:揃って下落
主要指数は揃って下落。NYダウの下落幅が大きいです。長期金利やVIXも下落。Fear&GreedはEXTRENE GREED継続。
相場のポイント

米国株 休場明けは利益確定売り優勢
休場明けの米国市場は利益確定売りが優勢に。今週予定されているパウエル議長の議会証言を控え神経質な展開となりました。指数が調整する中、テスラとエヌビディアはそれぞれ+5.34%、2.61%と上昇。テスラは新興のEVメーカーリビアンがテスラの休息充電設備「スーパーチャージャー」を利用できるようにするとの報道が後押ししました。
住宅着工件数 2016年以来の大幅増
住宅着工件数は、1.631M(予想1.400M)と予想を上回り2016年以来の大幅増となりました。建設許可件数も1.491M(予想1.425M)と増加。住宅市場が安定化の兆しを示しているとするパウエルFRB議長の発言を裏付けるものとなりました。需要の底堅さや資材コストの低下、サプライチェーンの圧力緩和を背景に、住宅建設業者は楽観を強めているこれにより、住宅建設が経済成長を後押しする可能性が示唆されました。

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セクター騰落率
上昇/下落 最大5つピックアップします。
セクター | 上昇率 |
---|---|
一般消費財 | +0.55% |
ヘルスケア | +0.05% |
セクター | 下落率 |
---|---|
エネルギー | -3.09% |
クリエネ | -2.70% |
公益 | -1.96% |
素材 | -1.83% |
コモディティ | -1.54% |
経済指標の結果
住宅着工件数☆☆☆
結果:1.631M 予想:1.400M
建築許可件数☆☆☆
結果:1.49M 予想:1.425M
出典:Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/
今日の一言

今週も米国市場がスタートしました。指数は調整スタートです。直近かなり上昇していましたので健全な調整と思います。また、住宅市場の安定化を示す経済指標は建設関係の需要の増加を示すものであり経済の経済にとっては良い兆候です。一方でテスラとエビディアが上昇していることに注目しています。この2銘柄は明確にここ最近の先導株となっています。先導株の動向は相場全体の羅針盤になるので注目しましょう。
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今週の経済指標

今週はFRBパウエル議長の証言が2回あります。先週のFOMCの50bp利上げ見通しの本気度を探る展開になりそうです。
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出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/
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