パウエルFRB議長が下院の議会証言にて追加利上げの必要性を強調しました。これを受けハイテク銘柄やAI銘柄を中心に大幅下落しました。この記事では個人投資家目線で前日の米国市場のポイントをまとめました。株式市場が上下した理由、経済指標、マクロ環境などを把握しあなたの投資判断の参考にしてください。
米国市場のまとめ
指数 | 騰落率 |
---|---|
S&P500 | -0.52% |
ナスダック | -1.21% |
NYダウ | -0.30% |
ラッセル2000 | -0.20% |
米国10年債金利 | -0.05% |
VIX | 13.19(-4.90%) |
Fear&Greed | 79 (EXTREAME GREED) |
主要指数:揃って続落
主要指数は揃って続落。ナスダックの下落幅が大きいです。一方でVIXも下落しておりこれはおかしな動きです。VIX指数はS&P500のオプションの需給に連動して動くので株は売られつつも売りに賭けるオプションが清算されているのでしょうか。Fear&GreedはEXTRENE GREED継続。まだ総楽観状態です。
相場のポイント
パウエルFRB議長 追加利上げの必要性を強調
パウエル議長は米下院金融委員会で半期に一度の議会証言を行い、年内にあと2回の利上げが実施されると考えるのは「かなり妥当」とし、当局の2%インフレ目標を支持しました。「われわれは、入手するデータとそれらが経済活動とインフレの見通しに対して持つ意味合いの全体像、さらにリスクのバランスに基づき、今後も会合ごとに判断を行っていく」と述べ、あくまでインフレのデータをもとに判断していく姿勢を示しました。
利上げペースについては「幹線道路を時速75マイル(約120キロメートル)で走行していたとして、その後に地域の主要道に入った時点で速度を50マイルに落とす」とし、「さらに目的地に近づき、その目的地を探そうとする中で、スピードをさらに落とす」と説明しました。
トレーダーにおすすめ!:GMOクリック証券CFD👇
セクター騰落率
上昇/下落 最大5つピックアップします。
セクター | 上昇率 |
---|---|
コモディティ | +1.21% |
公益 | +0.80% |
エネルギー | +0.79% |
工業 | +0.56% |
新興国 | +0.47% |
セクター | 下落率 |
---|---|
半導体 | -2.68% |
ハイグロ | -1.36% |
一般消費財 | -1.20% |
クリエネ | -0.75% |
ヘルスケア | -0.64% |
ここ最近コモディティセクターがとんでもなく強いです。私がトレードしているコーンと大豆も5月中旬を底値に20%程一直線に上げています。👇コーントレードについてのまとめ記事。
経済指標の結果
特になし
今日の一言
株は一旦ピークアウトし調整局面に入っています。きっかけはパウエル議長の発言でしたが先週のFOMCの内容と大きく変わりありません。上がり過ぎた株価に利益確定が入った状況とです。金融政策はあと2回は追加利上げの可能性ががあるもののあくまでデータ次第というスタンスです。さぁこの状況をふまえてあなたはどうする?
お勧めの証券口座:GMOクリック証券 CFD取引
私は約7年ほど投資をしていますが短期トレードは全てGMOクリック証券【CFD】を利用しています。CFDと聞くとレバレッジをかけてリスクが高いイメージがありますがコツがあります。この記事でGMOクリック証券を使ったCFD取引のメリットや注意点についてまとめました。お手すきの時に。
今週の経済指標
今週はFRBパウエル議長の証言が2回あります。先週のFOMCの50bp利上げ見通しの本気度を探る展開になりそうです。
先週/先月のまとめ記事
毎日TwitterとInstagramで発信しています。
blogランキングもポチっとしていただけると励みになります。
出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/
コメント