【米国市場の一週間】パウエル議長 議会証言で2回の追加利上げを強調 株式市場は調整入り

ロシア プリゴジン

今週はパウエル議長が議会証言にて2回の追加利上げの必要性を強調。これを受け株式市場は調整入りとなりました。先週をピークに深めの調整となっています。

この記事では個人投資家目線で米国市場のポイントをまとめます。株式市場が上下している理由や世界経済の状況を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。

目次

米国市場:一週間のハイライト

主要指数:揃って下落 ラッセル2000が大幅下落

パウエル議長 議会証言
指数騰落率
S&P500-1.39%
ナスダック-1.44%
NYダウ-1.67%
ラッセル2000-2.87%
米国10年金利-0.85%
VIX13.43(-0.74%)
Fear & Greed74(EXTREME GREED)

主要指数は揃って下落。小型株を中心に構成されるラッセル2000指数の下落幅が大きいです。長期金利はあまり動かず。指数は下落しているもののVIXもあまり上がらずFear&GreedもEXTREAME GREEDを維持しています。

一週間の出来事

米国株 個人投資家

パウエル議長 議会証言

パウエルFRB議長は上院と下院にて2回の議会証言を行いました。いずれにおいても年内2回の追加利上げを実施する方向にあることを示唆しました。また「われわれは入手するデータとそれらが経済活動とインフレの見通しに対して持つ意味合いの全体像、さらにリスクのバランスに基づき、今後も会合ごとに判断を行っていく」と述べ、あくまでインフレのデータをもとに判断していく姿勢を示しました。
先週行われたFOMC(連邦公開市場委員会)と同様の内容であったものの株式市場はこれを受け下落。利上げ停止に沸いていた株式市場に冷や水を浴びせる形となりました。

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米国市場 週間セクター騰落率

各セクターの騰落率をまとめました。今週は先週と真逆で全面安。クリーンエネルギー、半導体、エネルギーセクターの下落幅が大きいです。

セクター騰落率
ハイテクグロース-1.46%
半導体-4.53%
クリーンエネルギー-6.33%
小型株-2.89%
金融-2.50%
工業-2.06%
素材-2.54%
エネルギー-4.33%
コモディティ-2.93%
ヘルスケア-1.59%
生活必需品-1.19%
公益-3.37%
航空-1.75%
一般消費財-0.56%
インド-1.48%
新興国-0.23%

確認しているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

S&P 500 日足チャート

S&P500 チャート

S&P500のチャートは5日移動平均線(赤線)ボリンジャーバンド+1シグマを割れてきました。バンドウォークから脱落してしまい、しばらく調整局面が想定されます。テクニカル的には25日線(青色)ぐらいまでは落ちる可能性があります。モミモミとベースを形成し、上へいくか下へ行くかといった展開になりそうです。

バンドウォークとは?
ボリンジャーバンドで+1シグマから+2シグマ(下降なら-1シグマから-2シグマ)の間を中心に上昇(下落)している状態。トレンドが発生し、安定している状態であり、長続きする可能性が一番高い。
出典:https://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/technical-analytics/articles/7_band/

経済指標の結果

経済指標

建築許可件数☆☆☆
 結果1.491M 予想:1.425M
失業保険申請件数☆☆☆
 結果:264K 予想:260K
中古住宅販売戸数☆☆☆
 結果:4.30M 予想:4.25M
サービス業購買部協会景気指数☆☆☆
 結果:54.1 予想:54.0

FOMC 利上げ予想

FOMC 利上げ予想

次回のFOMCの利上げ予想は25bp利上げ予想が71.9%。先週末と大きく変わりありません。

個人投資家から週末の一言

個人投資家

先週の上昇相場から一転、ズルズルと調整入りとなりました。強かった日本市場も大幅に下落しておりなかなか酷い一週間でした。金融政策の方向性は先週のFOMCから変わりはなく、データを確認しながら必要に応じて追加利上げを行うという状況です。

今週の下落の要因は上がり過ぎたポジションに利益確定が入ったことが大きいと考えます。これが短期的な調整で済むのか下落トレンド入りするのかに注目です。

来週の経済指標

経済指標

来週もパウエル議長の証言が2回あります。金曜日のPCE物価指数にも注目です。

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米国市場月間レポート

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出典/参考資料

  1. 経済ニュース全般 |Bloomberg
    https://www.bloomberg.co.jp/
  2. 経済指標|Invensing.com
    https://jp.investing.com/economic-calendar/
  3. チャート|TradingView
    https://jp.tradingview.com/
  4. FOMC 利上げ予想|CME FedWatchツール
    https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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