ハイテク大型株の利益確定売りが止まりません。米国市場は先週から続く下落局面が継続。一方で年内利下げ観測がようやく後退してきました。先日のFOMCとパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言をようやく市場は織り込んできたようです。
この記事では個人投資家目線で前日の米国市場のポイントをまとめました。株式市場が上下した理由や経済指標などを把握しあなたの投資判断の参考にしてください。
米国市場のまとめ
指数 | 騰落率 |
---|---|
S&P500 | -0.45% |
ナスダック | -1.16% |
NYダウ | -0.04% |
ラッセル2000 | +0.09% |
米国10年債金利 | -0.05% |
VIX | 14.24(+6.03%) |
Fear&Greed | 72 (GREED) |
主要指数:まちまちの展開
先週に続きナスダックの下落幅が大きいです。VIXは上昇。Fear&GreedもEXTRENE GREEDからGREEDに落ちてきました。徐々に過熱感が治まってきています。
相場のポイント
ハイテク株に利益確定売り
ハイテク大型株を中心に利益確定売りが続きます。テスラ-6.0% エヌビディア-3.7% メタ-3.5% グーグル-3.2% マイクロソフト-1.9% アマゾン-1.5% アップル-0.76%と大きく下落しています。特にテスラについては各証券会社が相次いで投資判断をダウングレードしたことが影響しています。
年内利下げ観測が後退
年内の利下げ観測がようやく後退してきました。先週パウエルFRB議長が年内に1、2回の利上げする必要があることを示唆したことを受けた形です。CME Fed Watchの利上げ予想をみると水色の政策金利の見込みが500-525に下がってくるのが2024年1月になりました。来年1月の利下げを市場は織り込み始めています。
出典:https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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経済指標の結果
特になし
今日の一言
なかなか相場の下落が止まりませんね。株価が下げるに特別なニュースは必要なく利益確定で十分であるとつくづく感じています。上がった相場はいずれ下がる。利益確定って本当に難しいです。年内利下げ観測がようやく後退し、Fear&GreedもGREEDまで下がってきました。徐々に過熱感が無くなってきましたので下げ止まりを確認し再びポジションを構築していきたいです。
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今週の経済指標
今週もFRBパウエル議長の証言が2回あります。また、GDPと個人消費支出(PCE)物価指数にも注目です。
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出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/
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