【米国市場の一週間】S&P500は反転上昇 来週は独立記念日のお休みあり

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先週まで調整していた米国市場は反転上昇。調整は完了したと考えてよいでしょう。上昇要因となったのは個人消費支出(PCE)物価指数国内総生産 (GDP)などの経済指標でした。来週は独立記念日のため月曜日は12:00までの短縮取引、火曜日は休場なのでご注意ください。

この記事では個人投資家目線で米国市場のポイントをまとめました。株式市場が上下している理由や世界経済の動向を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。

目次

米国市場一週間のハイライト

米国株 個人投資家

主要指数:揃って上昇 ラッセル2000の上昇幅が大きい

指数騰落率
S&P500+2.35%
ナスダック+2.19%
NYダウ+2.02%
ラッセル2000+3.68%
米国10年金利+2.84%
VIX13.59(+1.19%)
Fear & Greed80(EXTREME GREED)

主要指数は揃って上昇。小型株を中心に構成されるラッセル2000指数が大きく上昇しています。長期金利も上昇。VIXはあまり変わらずFear&GreedもEXTREME GREEDに戻しました。

一週間の出来事パウエルFRB議長の講演・個人消費支出(PCE)物価指数・国内総生産 (GDP)

米国株 個人投資家

今週はヨーロッパでパウエルFRB議長の講演が2回あり、これまで同様年内2回の追加利上げの可能性を示唆しました。既に織り込まれており株価にはあまり影響しませんでした。

今週は経済指標の結果が株価に影響を及ぼしました。特に金曜日に発表された個人消費支出(PCE)物価指数が予想を下回り、インフレ鈍化が示唆されたことで株価上昇に寄与しました。また、国内総生産 (GDP)は予想を上回り買い安心感を誘いました。

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米国市場 週間セクター騰落率

各セクターの騰落率をまとめました。先週とはうってかわって全面高。航空、エネルギー、半導体、クリーンエネルギーの上昇幅が大きいです。

セクター騰落率
ハイテクグロース+1.90%
半導体+4.74%
クリーンエネルギー+4.54%
小型株+3.71%
金融+2.96%
工業+3.91%
素材+4.02%
エネルギー+4.93%
コモディティ-0.91%
ヘルスケア+2.10%
生活必需品+0.53%
公益+0.63%
航空+5.99%
一般消費財+2.64%
インド+2.29%
新興国+0.90%

確認しているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

S&P 500 日足チャートカップウィズハンドル形成か?

米国株 個人投資家

S&P500のチャートは25日移動平均線(青色の線)の手前で反発。教科書通りのウィズハンドルを形成しようとしています。教科書通りにいくなら一度ブレイクした後少し下落して再び上昇です。

カップウィズハンドルとは?
カップ・ウィズ・ハンドル(Cup with handle)は、「カップ・アンド・ハンドル」とも呼ばれ、取っ手付きのカップ(コーヒーカップ)のような形のチャートパターン。米国の著名投資家であるウィリアム・オニールが紹介したものと言われ、価格の値動きがラウンドボトム(円の下半分のような曲線)を形成し、ラウンドボトムの一番上付近に価格が戻ってきたところで、再度、最初のラウンドボトムと同じ方向に小さな半円を描くような形状となっている。
出典:https://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/technical-analytics/articles/7_band/

経済指標の結果

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コア耐久財受注 (前月比) (5月)☆☆☆
 結果:0.6% 予想:-0.1%
消費者信頼感指数 (6月)☆☆☆
 結果:109.7 予想:104.0
新築住宅販売戸数 (5月)☆☆☆
 結果:763K 予想:675K
国内総生産 (前期比) (Q1)☆☆☆
 結果 2.0% 予想 1.4%
失業保険申請件数☆☆☆
 結果 239K 予想 266K
中古住宅販売保留 (前月比) ☆☆☆
 結果 -2.7% 予想 0.2%
個人消費支出(PCE)物価指数☆☆☆
 PCE総合 前月比
  結果0.1% 予想0.5%
 PCE総合 前年比
  結果3.8% 予想4.6%
 コアPCE 前月比
  結果0.3% 予想0.3%
 コアPCE 前年比
  結果4.6% 予想4.7% 

FOMC 利上げ予想

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次回のFOMCの利上げ予想は25bp利上げ予想が84.3%。パウエルFRB議長の講演を受け先週から12.4%上がっています。

来週の相場展望

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下落トレンド入りは免れ綺麗に反転してきました。一週間以上売り込まれたので調整十分ではないかと思います。S&P500のチャートは高値ブレイクが期待できる形です。

一方で、来週金曜日には雇用統計を控えており発表まで様子見となるか一旦ポジション整理のため売り込まれる可能性があると考えます。パウエル議長が繰り返しコメントしている通り、今後の金融政策は経済指標のデータ次第という状況です。雇用統計で発表される平均時給から賃金インフレが再燃していないか、失業率から経済が過熱していないかなどを確認していきましょう。

来週の経済指標雇用統計に注目

米国株 個人投資家

来週は米独立記念日のため月曜日は13:00までの短縮取引、火曜日は休場です。金曜日に雇用統計が発表されることとその他にも☆3つの重要な経済指標が目白押しです。

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米国市場月間レポート

※6月の月間レポート執筆中。

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出典/参考資料

  1. 経済ニュース全般 |Bloomberg
    https://www.bloomberg.co.jp/
  2. 経済指標|Invensing.com
    https://jp.investing.com/economic-calendar/
  3. チャート|TradingView
    https://jp.tradingview.com/
  4. FOMC 利上げ予想|CME FedWatchツール
    https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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この記事を書いた人

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