【米国市場の一週間】ナスダック・ラッセル2000が大幅下落の一週間

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このブログ記事のポイント
主要指数 一週間の動き
・一週間の出来事
・週間セクター騰落率
・S&P500 日足チャート
・経済指標の結果
・FOMC 利上げ予想

・来週の経済指標の予定
相場展望

先週に引き続き軟調な相場展開。消費者物価指数(CPI)生産者物価指数(PPI)の発表、ムーディーズによる米地銀の格下げなどが相場を揺らしました。主要指数はナスダック・ラッセル2000が大幅に下落、NYダウとS&P500はなんとか持ち堪えたといった展開でした。

このブログ記事では個人投資家目線で米国市場の一週間を網羅的にまとめました。株式市場が上下している理由や世界経済の動向を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。

目次

米国市場 一週間まとめ

米国主要指数 一週間の動き|ナスダック・ラッセル2000が大幅下落

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指数週間騰落率
S&P500-0.31%
ナスダック-1.90%
NYダウ+0.62%
ラッセル2000-1.65%
米国10年金利+2.92%
VIX14.86(-13.05%)
Fear & Greed66(GREED)

主要指数はまちまちの展開。ナスダックラッセル2000がそれぞれ-1.90%、-1.65%の大き目の下落、NYダウS&P500は+0.62%、-0.31%となんとか持ち堪えました。長期金利は先週に引き続き続伸。

VIX指数は下落。Fear&Greed指数はGREEDのままです。

米国市場 一週間の出来事

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消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PPI)

木曜に発表されたCPIは予想を下回り一時株価は大幅上昇。しかし上昇は続かず引けにかけて下落していきました。また、翌金曜に発表されたPPIは予想を上回る結果。インフレ再燃懸念により長期金利が大きく上昇し株価は下落しました。特にハイテク株の下落が大きかったです。

ムーディーズが米地銀を格下げ

格付け会社のムーディーズはM&Tバンク、ウェブスター・ファイナンシャル、BOKファイナンシャルなどの中小の米地銀10行を格下げした。また、USバンコープ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)など主要米銀6行についても格下げ方向で見直すと発表した。これを受け株価は下落しました。

米国市場 週間セクター騰落率

今週も下落セクターが多い展開となりました。上昇はエネルギー、公益、工業セクター、下落は半導体、ヘルスケア、クリーンエネルギーセクターでした。原油の上昇と共にエネルギーセクターが強いです。

セクター騰落率
ハイテクグロース-1.56%
半導体-4.99%
クリーンエネルギー-3.04%
小型株-1.64%
金融+0.03%
工業+0.60%
素材-1.02%
エネルギー+3.43%
コモディティ-0.31%
ヘルスケア-4.55%
生活必需品+0.20%
公益+0.91%
航空-0.49%
一般消費財-1.07%
インド±0.00%
新興国-0.04%

確認しているセクター一覧
(ティッカーシンボル)
ハイテクグロース(QQQ)半導体(SOX)クリーンエネルギー(PBD)小型株(IWM)金融(XLF)工業(XLI)素材(XLB)エネルギー(XLE)コモディティ(DJP)ヘルスケア(XHE)生活必需品(XLP)公益(XLU)航空(JETS)一般消費財(XLY)インド(EPI)新興国(FM)

S&P 500 日足チャート

S&P500 チャート

S&P500のチャートは下落の様相が鮮明。50日移動平均線(ピンク線)付近まで下落してきました。高値から約3.5%の下落で久ぶり大きな下落です。このまま下落トレンドに入るか、この辺りで下げ止まるかといった展開です。

一週間で発表された経済指標の結果

S&P500 チャート

消費者物価指数(CPI)☆☆☆
総合CPI (前月比)

 結果0.2% 予想0.2%
コアCPI (前月比)
 結果0.2% 予想0.2%
総合CPI (前年比)
 結果3.2% 予想3.3%
コアCPI (前年比)
 結果4.7% 予想4.8%

生産者物価指数 (PPI)(前月比)☆☆☆
 結果0.3% 予想0.2%
コアPPI(前月比)
 結果0.3% 予想0.2%

ミシガン大学消費者信頼感指数☆☆
 結果71.2 予想71.0

次回FOMC 利上げ予想

FOMC

次回のFOMCは9月20日。利上げなしが90.0%とメインシナリオです。先週と比較して少しだけ利上げなし予想のポイントが上がっています。

来週の経済指標

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来週はこちらの経済指標に注目。FOMC議事要旨で前回のFOMCにてどういった議論がされていたか気になるところです。

来週の相場展望

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株式市場はかなり崩れてきました。先々週までの強気相場が嘘のようです。50日線まで下げてきたので短期調整であれば程よい水準まで下げてきました。来週は大きな経済指標の発表はありませんが、この辺りで下げ止まるかに注目です。

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出典/参考資料

  1. 経済ニュース全般 |Bloomberg
    https://www.bloomberg.co.jp/
  2. 経済指標|Invensing.com
    https://jp.investing.com/economic-calendar/
  3. チャート|TradingView
    https://jp.tradingview.com/
  4. FOMC 利上げ予想|CME FedWatch
    https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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この記事を書いた人

①株式相場の状況を発信
②長期投資のコツを発信
③CFD取引の経験談をわかりやすく発信

2016年投資開始|株ブログ350記事以上

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