このブログ記事のポイント
・主要指数 一週間の動き
・一週間の出来事
・S&P500 日足チャート
・経済指標の結果
・FOMC 利上げ予想
・来週の経済指標の予定
・相場展望
米国市場は下落の一週間。レイバーデイ明けは相場が軟調になるという季節性(サイクル)の通り相場は急に弱くなりました。
アップル(AAPL)に対する中国規制強化の報道はあったものの大きな経済指標の発表などはなく、「株が下がるのに実は理由は必要ない」ということを再認識した一週間でした。
このブログ記事では個人投資家目線で米国市場の一週間を網羅的にまとめました。
株式市場が上下している理由や世界経済の動向を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。
米国市場 一週間のまとめ
米国主要指数は揃って反落|ラッセル2000が大幅に下落
指数 | 週間騰落率 |
---|---|
S&P500 | -1.29% |
ナスダック | -1.93% |
NYダウ | -0.75% |
ラッセル2000 | -3.61% |
米国10年金利 | +2.08% |
VIX | 13.83(+5.73%) |
Fear & Greed | 51(NEUTRAL) |
主要指数は揃って大きく下落。ラッセル2000 -3.61%が最も下落幅が大きく、続いてナスダック-1.93%、S&P500-1.29%、NYダウ-0.75%となりました。
VIX指数は+5.73%と反発。Fear&Greed指数は先週のGREEDからNEUTRALになりました。
米国市場 一週間の出来事
アップル(AAPL) 中国当局がiPhone締め付け拡大との報道で大幅下落
中国当局がスマートフォン「iPhone」の使用禁止対象を機微な内容を扱う部門から拡大し、政府系機関や国有企業にも適用することを計画しているとの報道があり、アップル(AAPL)がい週間で約6%の大幅下落。
アップルの時価総額は約1900億ドル(約28兆円)吹き飛びました。
原油が高騰|サウジアラビアが原油の自主減産を延長
原油相場は年初来高値を更新。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の主要メンバーであるサウジアラビアが原油の自主減産を年末まで延長する方針を示しました。
S&P 500 日足チャート
S&P500は上昇トレンド(黄色バック)は維持されているもののピークアウトして大幅下落。50日線(ピンク色)で一旦下げ止まっています。
ここで下げ止まるか更なる下落を演じるかに注目です。
一週間の経済指標の結果
マーケット総合PMI
結果50.2 予想50.4
→予想を下回る
サービス業購買部協会景気指数
結果50.5 予想51.0
→予想を下回る
ISM非製造業指数
結果54.5 予想52.5
→予想を上回る
失業保険申請件数
結果216K 予想234K
→予想を下回る
次回FOMC 利上げ予想
FOMCの利上げ予想は先週からほぼ変わらず。再来週のFOMCでは利上げなし予想が主流です。
来週の経済指標
来週はFOMCが重要視する消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の発表があります。
ここ数カ月、原油が高騰していることもありインフレ再燃が心配です。
来週の相場展望
今週は下落の一週間になりましたね。季節性の通りレイバーデイ明け一気に一気に売り込まれました。
私のトレードはというと、もともと金曜日のメジャーSQ前に手じまい予定でしたので水曜日にサクッと利益確定して逃げ切ることができました。
CFDでは、メジャーSQの日に株指数ロングを持ち越すと価格調整金がかかるため一旦ポジションを手じまいする必要があります。これが逆にポジションを手放す理由になっていいなと今週は思いました。
さて、来週はCPIとPPIの発表があります。万が一大きく下がる局面があればポジションを再構築していきたいと思います。
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8月のレポート誠意執筆中。
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出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/ - チャート|TradingView
https://jp.tradingview.com/ - FOMC 利上げ予想|CME FedWatch
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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