このブログ記事のポイント
・主要指数 一週間の動き
・一週間の出来事
・S&P500 日足チャート
・経済指標の結果
・FOMC 利上げ予想
・来週の経済指標の予定
・相場展望
米国市場はついに反転の兆しが見ました。
今週は雇用統計、ADP雇用統計が発表され、株式市場は乱高下。
強い雇用の結果を受け、一時大きく下げる局面もありましたが金曜には大きく反発して戻ってきました。
このブログ記事では個人投資家目線で米国市場の一週間を網羅的にまとめました。
株式市場が上下している理由や世界経済の動向を把握し、あなたの投資成績の向上にお役立てください。
米国市場 一週間のまとめ
米国主要指数 まちまちの展開|ラッセル2000は下落
指数 | 週間騰落率 |
---|---|
S&P500 | +0.48% |
ナスダック | +0.06% |
NYダウ | -0.30% |
ラッセル2000 | -2.22% |
米国10年金利 | +5.03% |
VIX | 17.44(-0.40%) |
Fear & Greed | 29(FEAR) |
S&P500 +0.48% ナスダック +0.06% NYダウ -0.30% ラッセル2000 -2.22%とまちまちの展開。
VIX指数は-0.40%と落ち着いています。
Fear&Greed指数は「FEAR」継続。
米国市場 一週間の出来事
米雇用統計
非農業部門雇用者数は予想170Kに対して結果336Kと予想を大きく上回りました。堅調な雇用の結果を受け、長期金利が上昇、株価は一時大きく下落しました。
一方で、平均時給(前月比)は予想0.3%に対して結果0.2%と賃金の上昇は認められていません。
S&P 500 日足チャート
S&P500は下落トレンド(青色バック)の中で金曜日に大きく反発。
このまま上昇トレンドに復帰できるのか、更なる下落があるのかといった状況です。
一週間の経済指標の結果
ISM製造業指数
結果49.0 予想47.7
→予想を上回る
JOLT求職
結果9.610M 予想8.800M
→予想を上回る
ADP雇用統計
結果89K 予想153K
→予想を下回る
マーケット総合PMI
結果50.2 予想50.1
→ほぼ予想通り
サービス業購買部協会景気指数
結果50.1 予想50.2
→ほぼ予想通り
ISM非製造業指数
結果53.6 予想53.6
→予想通り
雇用統計
非農業部門雇用者数
結果336K 予想170K
→予想を上回る
平均時給(前月比)
結果0.2% 予想0.3%
→予想を下回る
失業率
結果3.8% 予想3.7%
→予想を上回る
次回FOMC 利上げ予想
次回のFOMCは11月1日。25bpの利上げ予想は27.1%となっています。
先週から8.3ポイント利上げ予想が上昇。
年内あと1回の利上げが11月になるのか12月になるのか注目です。
来週の経済指標
来週は、生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)の発表あります。
FOMCの金融政策の判断に使われる重要な経済指標です。しっかりチェックしましょう。
来週の相場展望
金曜に大きく反発した株式市場。
来週は下落トレンドから抜け出せるかに注目です。
PPI、CPIの結果が大きく長期金利や金融政策の判断に影響します。
来週の相場はこれらの結果待ちになりそうです。
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米国市場月間レポート
9月の月間レポートです。9月は最悪の下落の月となりました。
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出典/参考資料
- 経済ニュース全般 |Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/ - 経済指標|Invensing.com
https://jp.investing.com/economic-calendar/ - チャート|TradingView
https://jp.tradingview.com/ - FOMC 利上げ予想|CME FedWatch
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
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